借り本 [本]

まあ、「埋め草」ってやつですかね。

• P.A.M. Dirac, The Principles of Quantum Mechanics, Oxford
  ディラックの名高い量子力学の教科書。今の目から見るといろいろと足りない点がかなりあるんでしょうが、曲がりなりにも通して読んだはじめての量子力学本ということで、これがいちばんしっくりきます。すごく丁寧にゆったりと書いてあるので、高校で教わる程度の物理＋数学にプラスアルファで何とか読めるのではないかと。
  
  
• Karl Schlechta, Nonmonotonic Logics, Springer
  『量子論理への新しいアプローチ』を読んでいて、「非単調論理ってそれそのものとしてもおもしろいなあ」と思ったので。ちなみに、こちらの読書メモも、人知れず進行中。
  
  
• Mikel Dufrenne, Phénoménologie de l'éxperience esthétique, PUF
  カントの『判断力批判』についてペーパーを書かなければならないので、それの参考資料……というのは少しこじつけで、たんじゅんに「前々から読んでみたかった」というのがほんとのところ、ですかね。ところで、カントの美学論というのは、日本ではあんま主題的に論じられることが多くないように思うのですが、どうなんでしょう？（誰に聞いてんだ）もっとも、日本以外でも、他の批判書に比べると関連書籍は激減、って感じですけどね。

じつは、まだまだここに書いていない借り本はたくさんあるんですが（今の時点で150冊ほど借りてるらしいです）、とりあえず今日借りてきた分だけ。