Emacsでw3mを使おうとした話のその後、とか [技術]

誰もおもしろくないであろうEmacsがらみの話題を続行させる。

まず、Emacsでw3mを動かすためのemacs-w3mを拾ってきて、それを./configureしようとするとエラーが出てしまい導入放棄、というところまで話をしたのだった。その後、カントを読みつつも、やはりw3mのことが気になり、「純粋美、って言うけど、じっさいのところ何だろね」なんてことを考えているときに、ふと、「w3m自体はちゃんと動いてて、あとはそれをEmacs側からどうにかすりゃいいだけなんだから、*.elファイルをload path通ってるとこにおきゃいいんじゃないか？」と思い、そのようにしてみるとこれが大成功。つうか、あの./configureの指示はなんだったんだ？

ともあれ、Emacs上からウェブブラウジングもできるようになったので、まずは自分に近しいページをw3m@Emacs見てみた。すると、

• ここ、つまりは「はやしのブログ」は、やはりCSSの使いが荒く、しかもおれは左カラム設定までかましてしまっているので、とてもではないが見られたものではない。ただ、ブログでも、一般的な右カラムのみの設定になっていれば、それほどストレスなく見られる。
• アフターザラストスカイは、*.jsが通らないので、最新RSSの取得はできないが、まあ見られる。
• オンライン読書会は、いちばん期待していなかったのだけど、いちばん見られる。ただ、mimeTeXを使っているページに関しては、その数式部分がすべて一律な文字列で置き換えられてしまって、だめ。でも、GIF表示は対応しているはずだけどな。

という具合で、何だかんだリソースをバカ食いしても、ふつうのブラウザで見るのがいちばんかもな、と力のかぎり軟弱な感想を最終的にはいだいた。つうか、Emacsからブログ投稿もできるのか……。