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Discogsと並んで音源データベースとしてけっこう重宝しているRate Your Music"The Worst Album Covers EVER!!"という、読んで字のごとくなスレッド(という言い方でいいのかな)を見つけて、これがけっこうたのしかったので、ここでも紹介。

まあ、「史上最低」と言っても、ほんとうに「ひどい……」と絶句してしまうようなものは取りあげられてはおらず(最低限の「良識」ってやつですかね)、「このジャケじゃ、あんま購買意欲そそられないよねえ」という意味での「ひどさ」基調でのチョイスとなっており(もちろん、それなりに「絶句系」、つまりグロ系もあげられていますが、そこいらの並みいるゴア系に比べてもヌルいかぎりです)、基本的にご家族そろってたのしめるものになっているのではないかと。つうか、こういう「購買意欲をそそられないジャケ」のやつ、レコ屋の投売りとかでよく買ってたなあ(そういうのがまた、聴いてみるとへったくそなおっさんがいい湯加減でうたっているようなやつだったりして、いいんだ!)。

で、上に述べたような「ほんとうに、ひどいジャケ」を自選してここであげてもいいんですが、ただでさえ芳しからぬおれの評価がまたいちだんと暴落することはまちがいないので、ここで大っぴらにするのは止めときます。どうしても「そういうのが知りたい!」という人は、個人的にぼくにメールでもしてください。

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僕が知ってるので、グロテスクとか関係なく「このセンスは酷い」と思ったのはAC/DCの「ギター殺人事件」ですかね。邦題も相当キテるのですが、ジャケットがまた酷さに輪をかけてます。有名すぎるかな。
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伝聞でしか知らないのですが、キャロライナーというバンドがゴキブリの死骸入りジャケというものを限定販売したそうですが、何がしたいんでしょうか。
長谷部 2008/03/22(Sat)15:30:00 編集
アンガスが刺されてるあのジャケは確かに……。
ゼリーちゃん 2008/03/22(Sat)16:32:00 編集
AC/DCにかぎらず、ひろくHR/HMものは、ジャケ、そして邦題とも、狙ってるのか何なのかよく分からない、びみょうなセンスが炸裂してたりするよね。そのなかでも、この『ギター殺人事件』(しかも、律儀に「流血ライヴ」とか副題までついてたりする)はかなりのもの、ですな。
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(スラッシュがかけており、ちゃんとリンクが機能していなかったので、いちおう)

で、キャロライナー、おれ彼らのアルバムけっこう集めてたんだよね。んで、そのアルバムってのがご存知のようにどれもひとつひとつ手作りされており、ゴキブリならまだしも、哺乳類(具体的にはネズミ、だっけかな。ちなみに、彼らが共同生活している家の写真を見たことあるけど、その家にはネズミの死骸が天井からいくつもぶらさげられていた)の死骸が封入されていることもあるとかなんとかで、買うたびにドキドキな気分を味わっていたものです(けっきょく、せいぜい泥やら草やらが混入している程度で、そんな心臓にわるいようなものが入っていたことはなかったけど)。
はやし 2008/03/23(Sun)04:57:00 編集
あのジャケのアンガスからは、ギターに刺されつつもどこかうれしそうでノリノリな感じが伝わってきます。
はやし 2008/03/23(Sun)04:59:00 編集
こんにちは。興味深く見せていただきました。

史上最低とはどれだけひどいのかとワクワクしてみたところ、やはりというか何と言うか、首をひねらざるをえないようなしょっぱいジャケが多く「なるほど」と思いました。
それはそうとビッグ・ブラックのアルバムもリストにありますね。これは個人的にはジャケ中身ともに傑作の部類に入ると思いますが。

ところで、ふとはやしさんはジャケなどアートワークの話をあまりしないのではないかと思い、はやしさん的にジャケの『史上最高』はどういうものだろう、と興味を持ちました。
zzy 2008/03/23(Sun)12:00:00 編集
どもども、こんちは。それなりにたのしんでいただけたようで、さいわいです。

で、「しょっぱい」とは言いえて妙、ですね。おれも最初は、エントリでも書いたように、「史上最低」ということで、じっさいにくだんのページで挙げられているものとはじゃっかんちがった位相の「ひどさ」を思いえがいていたのですが(ちなみに、ビッグブラックのやつは、おもにアルバムタイトルが原因、なんでしょうね)。

でで、「じゃあ、ぎゃくに、史上最高なジャケって、どんなだろう」って、これじつは、そういうお題でエントリを書こうと思ったんですよ。でも、選びはじめて、じゅんすいにジャケで選んでないな、というか、選べないな、ということに気づいてやめてしまったんですが、つまり、「史上最高のジャケ」と言いつつ、どうしてもジャケ外の要因、端的に言えば、どうしてもジャケの評価が音に引きずられちゃう、んですよね。

と言いつつも、まだその試みを完全にあきらめたわけではなく、しつこく、同時に「音に引きずられてもいいか」という開き直りもしつつ、いま少し考えつづけてみます(が、概観的には、「ジャケだけで勝負できる」というレヴェルのものは、存外少ないな、と思いました)。
はやし 2008/03/23(Sun)19:49:00 編集
ファウスト関連なんかはやたらかっこいいジャケ多いですね。キングクリムゾン関係も、個人的にはいいなぁと思うことの多い印象的なジャケットが多いです。「太陽と戦慄」とか、邦題もなんだかよくわからないけれどもいいですよね。あとはThis Heatのジャケは、シンプルながら衒いもなく心底カッコイイなぁと思います。とはいえ、矢張り音に引きずられてる感は大きいですね、この辺は。
有名どころのヒプノシスは、良いとか悪いでなくて、なんとなくみながらニヤニヤとする類といった認識になりますね。
長谷部 2008/03/23(Sun)23:16:00 編集
ファウストにかぎらず、やや雑駁に「アヴァンギャルド」と言われはするけど、さりとて現音まではいかないような人たちのジャケってのは、けっこういいもんがあるよね。というのも、まあ一概には言えないことはじゅうじゅう承知済みと前置きしつつ、そういう人たちはアートスクールのドロップアウト組だったりすることが多かったりするし。

で、おれ個人の嗜好としては、初期(70年末から80年中頃にかけてぐらい)ノイズ系の、ハンドメイドっぽいシンプルさ(カムオルグものとか)ってのは、好きだな。
はやし 2008/03/24(Mon)10:35:00 編集
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