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Devenir digne de l'événement, la philosophie n'a pas d'autre but...

G. Deleuze et F. Guattari, Qu'est-ce que la philosophie?, p. 151

こういう本が出たことに刺戟されて、おれもけっこうな以前からこの2人の政治=神学に関する含蓄的からみあいについて気になっていたので、ネットでそこいらのことを調べているときに(この「スピノザ=ホッブズの、政治=神学をめぐる含蓄的からみあい」についても、近日中にそのリサーチの成果を公開する予定)、『理論と出来事』なる「いかにも」な名前を持つジャーナルを発見した。

とりあえず最新号のページを見てもらうと、まず、上で抱いたような「いかにも」な印象を裏付けるかのように、DGの『哲学とは何か』(の英語版)から"Philosophy's sole aim is to become worthy of the event"という言葉がエピグラフとして引かれているのが目に入る(この言葉自体について、いろいろと言いたいことはあるけど、それはぐっとがまんしよう)。

つぎに、じっさいの目次のほうに目を移すと、「ニーチェと思考の新たなイメージ」やら「LSD(という)出来事:ラリってないバディウ」やら、そうした「いかにも」感が、どんどんどんどん強くなっていく。さらに、過去のバックナンバーにも目を通すと、これはもうまちがいなく、いわゆる「ポストモダン」と言われる思想ラインの、政治と、そして美学をめぐるジャーナルだな、ということで、おれにとってはけっこうど真ん中。くやしいけど。

つわけで、この『理論と出来事』7巻4号所収のホッブズ政治=神学論「強い主権、弱いメシア」を読もうと思います。

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