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内田の研究室経由で知った。今日の朝日の朝刊に載っていた記事らしい。元ネタはリベラシオン

で、「パリ症候群」とは何ぞや、というと、希望を抱いてパリに留学したはいいけど、何やかんやに適応できずに陥っちゃう鬱病みたいなもん、らしい(「パリ」限定なのかね?)。以下、朝日の記事を内田の研究室より孫引き。

診察者の73%は女性で、20代、30代が突出する。バブル経済期には、仕送りは多いが、学習意欲が低い女性が大挙留学し、言葉の壁に跳ね返される例が相次いだ。いま危ないのは転職志望の女性たちだ。仏語を身につけ、服飾や旅行、メディア関係の『パリらしい』仕事をしたい。そんな夢想を抱いた人たちがこの街に来て打ちひしがれる。

(強調ははやしによる)


「学習意欲が低い」って、そんなやつ留学すんなよなあ。そりゃ打ちひしがれもするよ、って感じだけど、さらに、彼女たちが主に訴えることってのが、

「フランス人たちは私のフランス語を笑っている……」

「私はフランス人から好かれていない……」

「フランス人にバカにされているような気がする……」


つーことらしいんだけど、「気がする」って、いや、ほんとにバカにされてんじゃないのか?

ところで、サンタンヌ病院の人がコメント寄せてるんだけど、サンタンヌってラカンがいたとこだよね? あと、アルトーも入院してたことがあるはずで、そんなとこの人がコメント寄せてるってことは、「パリ症候群」に罹った人がサンタンヌに来院しているってことで、てことは、症状もほんとに「重篤」ってことか。

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TBありがとうございます。

そもそも外国人が綺麗なフランス語を話すことをフランス人が期待してるのだろうか?と。「今から言うのは理不尽なことだけどなー!お前ら逆に日本語話してみろよ!」と言い返せる程度に鼻っ柱が強くないと海外生活って難しいのかもしれません。
koz 2005/02/02(Wed)22:27:00 編集
kozさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

いやあ、あいつら意外と外国人も流暢なフランス語話すこと求めてきたりしません? で、そのくせ自分が日本に来てろくに日本語しゃべれなくっても全然恥じるところなく泰然としてたり……。

まあ、何にせよ、そういう鼻っ柱の強さというか、同じレヴェルで自己主張していかないと、厳しいのかもしれませんね。
はやし 2005/02/03(Thu)09:29:00 編集
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