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とりあえず試験とペーパー提出が終わったので、ほっと一息、といきたいところだけど、また1週間後にペーパーの提出が控えており、それほど大がかりな息抜きも望むべくもないので、YouTubeをしばしだらだら見ながら語りを入れることにする。

まず、どういういきさつでそうなったのだかさっぱり忘れたのだけど、ディヴァインのこのヴィデオからスタート。ほんとうの最初は、このヴィデオの映像だけ使ったメガミックス版みたいなのを見たんだけど、音声と映像が合っていないのがどうにもきもちわるく、ちゃんとしたヴァージョンに途中で切り替えた。音自体はメガミックス版のほうがぜんぜんいいんだけどね。で、見たなかでいちばんよかったのは、SAWのゴキゲンなバックトラックに乗せてディヴァインのさまざまな勇姿がフラッシュバックするこれ、かな。素顔でのインタヴュは、何か見てはいけないもの、という気がするので、見ていない。

つぎに、ドラァグつながり、ということで、Dumb Typeの映像を見ようと思うも、上げられてる映像はいずれも古橋悌二死去後のものばかり。できれば、「《S/N》」でHIVに侵された古橋がシャーリー・バッシーの"People"(だったよな)に合わせてリップシンクする、痛ましくもおかしく、そして感動的なあの場面を見たかったのだけど。しようがないので池田亮司の最新ライヴ映像(かな)やDataplexの音源に誰かが勝手に映像をつけたものなどを見るが、いちばんよかったのは、先ごろ何だかものすごい面子を引きつれて来日公演したカールステン・ニコライといっしょにやったcycloの映像。これは、同等のものをじっさいに生で見ているのだけど、でかい音で聴くと低音とか高音とか、すげーんだよね、やっぱり。

で、そのつぎは、なぜだかよく分からんけど、「8歳のギター神童、バディ・ガイと競演!」みたいな映像を見た(いま履歴を見て調べたら、池田亮司のDataplex音源に勝手に映像を付けてる人の「お気に入り」として挙げられていて、「ふーん、どんなだ?」と思い見たのだった)。でも、彼は、ギターより歌のほうがうまいね。

ほいで、このギター神童のヴィデオのRelatedに、Guitar Prodigyなるタイトルのものがあり、見てみるとこれが完全にインギー系。いや、笑っちゃうほどうまいけど、どうなんですかね。いや、どうもこうもべつにないんですが。でも、シータさんはギターのテクを「モテ要素」としてましたが、こんなもん面前で弾かれたらむしろ引いちゃわないですか? いや、「すげえ」とは思うかもしれんが。ま、ものごとには限度ってもんがある、つことですかね。

で、だ。このインギーギターをややしばらく(2分ほど)堪能したあと、「でも、おれが好きなのはこういうんじゃないんだよなあ」と、ジムを検索してみると、ざんねんながらBad Timing系のギターを弾いてるのはない模様。まだジムが日本に住んでおらず、ほんとうに「来日」したおりに青山のCAYでライヴをやったときの、おもむろに"There's Hell in Hello, But More in Goodbye"を弾きはじめたあの感動をもう一度!と思ったんだけどな。

しようがないので、というわけではさらさらなく、だったらあの御仁、師匠、そう、ジョン・フェイヒィがいるじゃないか!ということで発見したのが、"Guitar, Guitar"という何だかよく分からない番組にフェイヒィが出演したときのヴィデオ(その1その2その3その4)。こういうことを言うと、おれのだいきらいな「音楽をその精神性において語る」というざまに陥りかねないんだけど、あえてその危険を冒せば、フェイヒィのギターは、いわゆる「琴線」と共鳴する、と言いたくなる。とにかく、ボトム弦をサムピッキングしてるだけなのに、「フェイヒィの音」以外の何ものでもない。ギターを弾いてるときの張りつめ具合と、しゃべってるときのだらしない感じとのギャップもまたステキ。おまけに、フレーズをゆっくり弾いてくれたり、右手と左手の手元をセパレートで同時に写してくれたりと、実用性も満点。いや、いいもの見させてもらいました。

で、フェイヒィ聴いたから、とりあえずコッケも聴いとくか、といっしゅん思ったんだけど、フェイヒィのあとではコッケですら「たんにギターのうまい人」に思えてしまいそうなので、やめておいた。こういう、ものすごいものを見て放心した時点で止める。それがただしいありかたです。

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ども、28日に一時帰国して昨夜、またニューデリーについたのだけど、成田までのリムジンの中でまた「習作(秀作?)」を美味しくいただきました。今度は失敗しなかった!
そしてディヴァインのヴィデオってこんなにあったんだ。CAYも遊んでた頃が、懐かしいです。もう最近は246をタクシー飛ばして帰宅するって時代もいまや昔。で、やはり目の前にピアノやギターがあったら、爪弾けるってのは、大いなるモテの要素でしょ。あと、中学生時代の憧れのモテポイントは「ラテン語の原書が読める」ってのがあったけど、こんな人は漫画の世界以外、いなかった。
Sita 2007/11/01(Thu)11:46:00 編集
ディヴァインのヴィデオは、今回サーチしてみておれも「こんなにあるのか」と思った。でも、ちろっと探して見たかぎり、あの犬の糞を食うやつは見当たらなかったので、今度またあらためて探してみようかと。

カイは、最近はどういう傾向なのかぜんぜん知らないのだけど、おれがよく行ってたころはいわゆる「音響系」ものをばすばすやってたな。んで、おれの場合、カイにいて終電逃しちゃうと、タクシー、なんてお大尽はせずに、ロイヤルホストで始発待ちしてたです。

ギターは、たしかに爪弾ける程度は「たしなみ」としてそういうこともできたほうがいいのかもしれんが、ここで挙げたヴィデオみたいなまでになっちゃうと、やはり逆効果である、ような気がする。まあ、この手の音楽が好きな相手ならいいのかもしれんけど。

で、ラテン語については、それが読める中学生、ってこと? たしかに、そういう中学生はあんまいなさそうだねえ。でも、その「中学生で」という限定を外すなら、大学のときとかまわりに数十人単位でそういう人がいたので(おれを含む)、一般的に言えば、大して稀少性のある属性ではないのではないかと。
はやし 2007/11/02(Fri)11:16:00 編集
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