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questiaについて何か書く、と言いつつ、ふと思いだしたので、これを(questiaについては、自分のためにもメモっときたいので、明日あたりに書くことにしよう)。
Trout Mask Replica Captain Beefheart and the Magic Band (Straight Records, 1969) |
ああ、これは何の説明も要らないですね。とにかく、聴け、と。え? ノイズとの関連? そんなん、どうでもいいことですよ。
Loud Sounds Dopa / Live In U.S.A. C.C.C.C. (Endorphine Factory, 1993) |
これは、持ってるんだけどどんなんだか忘れちゃったなあ。つうか、C.C.C.C.の、何だか得体の知れないカセットも持ってるんだけど、それを何だか突き止めたい。
Les Mirifiques Tundras & Compagnie Henri Chopin (Alga Marghen, 1997) |
「サウンドアート」、もしくは「サウンドポエトリー」の創始者(というか立役者)という位置付けでNoise/Music に登場のアンリ・ショパン。音は、すんません、聴いたことないです。ともあれ、たしかに欧米でノイズのライヴが行なわれるのって、画廊とかが多かったりしますもんね。
We Mean It This Time Cock E.S.P. (Sunship, 1999) |
コックE.S.P.も聴いたことないんだよなあ。つうか、音も覚えてない(知らない)、アマゾンにも該当なし(まあ、これは仕方ないかも)、っつーのが3連続。それにしてもこの人たちのステージ風景は、いつみてもめんどくさいことになってそうな雰囲気がかもされてますね。
Horse Rotorvator Coil (Force and Form, 1986) |
How To Destroy Angels Coil (LAYLAH, 1984) |
音が思いうかぶ人たち登場。しかし、ノイズと、ここいら辺のいわゆる「ネオ・フォーク」と呼ばれている人たちの、内的な相互関係を明らかにしたいですね(外的な関係なんてのは、たとえばDiscogsとかでメンバーの相互交流とかを見ていれば、おのずと分かること)。
で、Noise/Music のなかでの扱いは、第7章「工場(インダストリー)」のなかの「機械(マシーン)」という節でふれられているんだけど、コイルがその図式に当てはまるかどうかはともかく、「機械」というものが引き起こす「儀式性」みたいなことが言われていて、この主題はこれそのものとしてちょっと興味深い。
ちなみに、コイルのアルバムなら、やはりScatology ではないでしょうか?(旧弊すぎ?)
Free Jazz: A Collective Improvisation The Ornette Coleman Double Quartet (Atlantic, 1961) |
これも説明不要、ですね。Noise/Music のなかでの取扱いは、もちろん「フリージャズ」についてふれたところ(フリージャズについては、第1回、およびコメント欄でのzzyさんとのやりとりを参照)、なんだけど、これはもはやそんなせまいジャンル分けなんて関係なく、かっこいいですよね。とくに、スコットラファロだかチャーリーヘイデンだかのベースがすごい!(弾きっぷりとかからしてスコットラファロかな)
ちなみに、ここで聴かれる「2つのカルテットによると同時演奏」という無茶な発想は、ルインズ波止場の藝として定着することになる。
Ascension John Coltrane (Impulse!, 1965) |
Intarstellar Space John Coltrane (Impulse!, 1974) |
コルトレーンは……うーん、ノーコメント、だなあ。いや、何かね、こう、対峙を迫られるところがあるでしょ、コルトレーンって。たとえば、比べるのもミスリーディングかもしれないけど、いままで出てきた、アルバートアイラーにしても、オーネットコールマンにしても、「対峙を迫る」と言うんではなく、無邪気で、そしてじゃっかん薄気味悪い「ばか笑いl'éclat de rire」に「飲みこまれる」という感じ(湯浅学氏のラリーズ評を借りれば、「笑いながら人を殴り殺している」ような)なんだけど、コルトレーンはまっすぐこちらを見つめすぎている、と言うか(だから、そういう意味でも、Hegartyがバタイユを持ち出したくなる気持ちも、おれは何となく分かるのだ。もっとも、バタイユ自身は、そういう「ばか笑い」をしようとして笑いそこねているような野暮ったさがあるけど)。ただ、Interstellar Space のジャケは、ちょっと脳がとろけた感じでいい。
Christ the Album Crass (Crass, 1982) |
アマゾンレヴュワー氏の「聞くと言うよりブックレットを読んで」という言葉がはからずも象徴しているように、クラスというのはやはり「コンセプト先行」という部分はどうしても否めない(Noise/Music でも、そういう扱いになってるが、じつは音的にも「ノイズ度」は高い)。ただ、コンセプト先行でも何でも、買って聴いているうちに、なぜだかくせになってくる。そういうものだ。
Wheels of Fire Cream (Polydor, 1968) |
クリームかあ。クリームは、じつはあまりよく聴いたことのないもののひとつだなあ(たぶん、ブルージーなのが苦手、なんだと思う)。というわけで、Noise/Music での記述に目を向けると、クリームを「職人藝」(1960年代70年代のロックにおいて「最悪の要素」ですって)とか「進歩性」(えー)とか「ライヴ性」(これは、そうだな)とかの側面で語ってますが、3ページにわたる記述のわりに、何か生彩に欠くものでした。
Dawn Current 93 (Maldoror, 1987) |
I Have A Special Plan For This World Current 93 (Dutro, 2000) |
カレントはNoise/Music でどういう扱われ方をするのか、ちょっと期待していたら、序文のようなところで「この本で扱えなかった人たち」のなかで名前が出てきただけだった(ほかの「扱えなかった人たち」は、ニューブロッケイダーズ、ヘイターズ、マウリツィオビアンキ、など。そういう「いかにも」な人たちにまざってMBVの名前も列挙されていたりするところがおもしろい)。まあ、たしかに、書くとなったらいろんなネタがありそうですからねえ、この人たちは。つうか、このカレントとは関係浅からぬNWWに関しては、誰かモノグラフとか書いててもおかしくないぐらいだけどな。誰かいないのか?
で、カレントは、やっぱりDogs Blood Rising でしょ!(ちなみに、アマゾンのリストマニアで"Harsh Noise"なるリスト中このアルバムを挙げてる人がいたけど、どう考えてもハーシュではないだろー)
Saisoro Derek and the Ruins (Tzadik, 1995) |
デレクベイリーとルインズという、誰だっておどろく組み合わせの競演。でも、しょうじき、バラで聴いたほうがそれぞれのよさがじゅうぶんに味わえるかも、という気が。デレクベイリーに関してはもうすでに挙げてあるので、ルインズの何かを挙げるとすると、やはり初期のトランスレコード、およびシミーレコードからの作になると思うけど、これはいまでも何らかのかたちで入手できるのかな?(これとか?)
てか、今までのところ手持ちのCDでもってるのってThe Beatles/Sgt PeppersとDerek Bailey/ImprovisationとBoredomes/Super Ae(ディスチャージ99)とCan/Monster Movie(Tago Mago)と牛心隊長のTrout Mask Replicaくらいだー
で、おれのいまのところの所有率は……まあ、言わぬが華、でしょう。
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