笑っちゃうぐらいに時間がない [本]

いま来る月曜の認識論ゼミにおける発表に向けてスライド作りをしてるんですが、全然間に合う気がしません！

しかも、同じ月曜に法哲学の中間テストがあるもんで、それの仕込みもしなければいけないんだけど、こちらはいまのとこまったく手が付けられていない。

そんななか、飯を食いに行ったついでに借りてきたのは以下の本。

• James Joyce, Ulysses , Penguin
• Don Gifford, Ulysses Annotated , Univ. of California
• Thomas Pynchon, Gravity's Rainbow , Penguin
• Steven C. Weisenburger, A Gravity's Rainbow Companion , Univ. of Georgia

『ユリシーズ』と『重力の虹』に関してほんとうは、生協で買ってしまおうと思っていたんだけど、欲しいエディションがなかったので、とりあえず図書館で借りてきた。

で、このペンギンヴァージョンの『ユリシーズ』には註がないからダメ！とレヴュワーさんが言っておりますが、Giffordの決定版とも言える注釈書が出ているので、あえて本文に註を折り込ませる必要はない、と思います。

『重力の虹』注釈本は、以前から気になっていたのですが、ヴィンテージ版、バンタム版、そしてペンギン版の異同まで調べてあるという狂気の沙汰で、それだけで褒めてあげたい気になる。

ともあれ、『ユリシーズ』を読むにせよ、『重力の虹』を読むにせよ、これらの注釈本をかたわらにおいて、というのがほとんど必須であると思われますので、買うときにはいっしょに買っちまうことをおすすめします。そんな高いものでもないし（というか、むしろ安い）。

って、ほんと、そんな「おすすめ」なんてしてる場合じゃないんだよ！　さあ、作業に戻るぞ！