借り本買い本 [本]

いつもながらに。

まずは借り本。

• Edward Pols, Whitehead's Metaphysics , Southern Illinois Univ.
  「『過程と実在』の批判的検討」という副題を持つホワイトヘッド論。前半はホワイトヘッド哲学の説明に充てられ、後半でその哲学に批判的検討が加えられる。前半の説明部分は100ページ足らずだから、ちゃちゃっと目を通しちゃいたいものです。
  
  
• Ivor Leclerc, Whitehead's Metaphysics , George Allen und Unwin
  上掲Pols本と同じタイトルだけど、こちらの副題は「入門的解説」となっており、Pols本と好対照をなしております。ただ、Pols本もLeclerc本も、GriffithとSherburneによる原典校訂版刊行以前に出版されているので、ちょっと注意が必要かもしれません。
  
  
• Niklas Luhmann, The Reality of the Mass Media , Stanford
  手にとってパラパラっと見てみた感じ、いままでのルーマン理論のまとめと展開という感触で、なかなかよさそうです。
  
  
• Rosalie L. Colie, Paradoxia Epidemica , Princeton
  これは、ずーっと以前から読みたい読みたいと思っていたので、やっと読めることになってとてもうれしい。目次やイントロをちょっと読むだけでも、しびれるぐらいおもしろそうな光線がびんびん突き刺さってきます。もうちいと古書価が安ければ、即購入なのですが。

おつぎ買い本。

• E.H. Gombrich, The Story of Art , Phaidon
  ゴンブリッチの『藝術の物語』がポケット版で出ていたので、思わず購入。これからは寝っころがりながらこの本が読めるなんて、何という至福。もちろん、好事家はでっかいほう も入手すべきでしょう。