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授業・セミナーのたいへんさの憂さをこれで晴らしている、という話も。

  • King Palmer, Orchestrarion , English Univs. Press
    管弦楽法と言えば、日本では伊福部、翻訳ではピストンあたり、こちらではアドラーのやつがけっこうスタンダードで、古典的なものではリムスキー=コルサコフとかベルリオーズのやつ翻訳あり)なんかがあるけど、いずれも大部で、あまり気軽に手を出せるようなものではない(ただ、ベルリオーズのやつは、つまみ読みするだけでもおもしろいけど)。そういうなかで、このTeach Yourselfの1冊はきわめてコンパクトに管弦楽法のさわりを伝えてくれる……んだが、図書館で借りたこの本は落丁だらけで、読んでいてけっこうイラッとくるもんがある。あと、「やや気軽な管弦楽法本」としては、Complete Idiot's Guideの1冊として最近こんなのが出た模様。

  • George Stinu, Algorithmic Aesthetics , Univ. of California
    副題「藝術批評およびデザインのための計算モデル」。いやあ、こういうの好きだなあ。いちおう、「批評アルゴリズム」、「デザイン・アルゴリズム」という区分けがなされているけど、肝になるのは本書のほとんどの部分を占める「美学システム」の記述で、ベンゼの情報美学なんかに通ずる風味がある。

  • C.H. Wellman and A.J. Simmons (eds.), Is There a Duty to Obey the Law? , Cambridge
    これは、以前に「気になる本」として挙げたもの。さいきん法哲学の授業でFullerRazを読んだばかりなので(ちなみに、Razを読んだのははじめてだったんですが、めっちゃシャープな文章を書きますね)、その勢いでこれも読めれば、と借りたけど、そんな時間はあるかな?(いや、ない)

  • David M. Levin, Philosopher's Gaze , Univ. of Calidornia
    ほんとうはLevin編のModernity and the Hegemony of Vision を借りたかったんだけど、他の院生に借りられてしまったので、泣く泣くこれだけを。これもおもしろそうはおもしろそうなんですけど、どこかちょっとかったるそうな印象もあり。ただ、この方面(思考と視覚の共犯関係、について)は、今後ちょっと本腰を入れて何かやろうかな、と思わないでもないので、まじめに読もう。

  • Bryan Fances, Scepticism Comes Alive , Oxford
    このあいだも借りたやつを、もう一度。認識論ゼミで懐疑論やってることでもありますし(そういや、件のエントリで「これでも飽き足らなかったら、こういうのもあるんで借りてみようかな」って言ってたやつは、認識論ゼミの指定文献でしたな、って、ああ、文献を読まねば……)。
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