夢二題 [雑]

日ごろまったく夢を見ない、というより、夢は見てはいるのだけどそれを起きてからも覚えていることがないにもかかわらず、さいきんそれなりに夢を覚えている。これはよくない兆候だ、と思われるので、「悪魔払い」としてここに記す。

• 地下鉄の改札をパスネットで入るも、間違ったことに気づき、改札を通ったときに発生したはずのパスネット代の返還要求を駅員にすると、その駅員はなぜだかインドの人で、そのインド人の駅員がその返還要求をはねつけたのでおれがえらい勢いで駅員を罵倒している。

• おれがなぜだかチームを組んでの調査機関のようなもの（Gメンとかあの手）に属しており、これから調査に出るので「禊ぎ」をしなければいけないということで、変な石桶みたいなもののとこに行くと、調査員の一人が衆人環視のなかやおら全裸になり「禊ぎ」を始め、のみならず、その全裸のまま街に出てしまう。いいのかなあ、と釈然としない思いをいだきながらその人のあとを追うと、今度は定食屋の厨房にその人が勝手に上がりこみ、照り焼きチキン丼を作ってくれたのだが、あまりおいしくなかった。

「人の夢の話ほどおもしろくないものはない」、「会話を盛り下げたかったら夢の話をするにかぎる」と言われるとおり、本来こういうことは公にすべきものではないのであろう。陳謝。