機材自慢 [音]

えーと、Doepferって会社のA-100BS2っていう、モジュラーシンセ、です。

モジュラーシンセってのは、「音を出すモジュラー」、「音の減衰を操作するモジュラー」、「変調をかけるモジュラー」……ってな具合に諸々の機能がモジュール単位で分かれていて、それらをケーブルで繋いで音を作ってく……ってなシンセです。

音作りの自由度はもう抜群。逆に自由すぎてイメージの音に辿りつけないぐらい。でも、これの（おれにとっての）用途としては「イメージした音を再現」っていうよりも、色々いじりながら実験して、思っても見なかった音を発見する、って感じかな。これいじっていると、ほんと、1時間やそこらは平気で経っちゃうんだよねえ。

でも、これ単品で一個の完成品まで持ってくのは厳しいかな。あくまで「パーツ作り」に用いる、という感じ。もちろんシーケンスパターンとかも色々工夫して組めるんで、「パーツ」って言ってもかなり大きなパーツまで組めるけど。

ちなみに、PCベースのフリーで使えるモジュラーシンセエミュとしてはTempestってのがなかなかいいんじゃないか、と思うので、「こんな説明じゃ、モジュラーシンセって何か全然分かんねーよ！」って方は、ちょっとこれをいじってみるといいかもしれません。