（アメリカでは）年内最後の買い本 [本]

とか言ってて、明日シアトルの空港とかで買っちゃうかも、ですが。

• Michael S. Gazzaniga, Ethical Brain , Harper Prennial（翻訳）
  刊行当初から気にはなっていたのだけれど、なぜだかいまのいままで泳がしといたものをついに購入。内容や評価についてはここを参照。ちなみに、ガザニガさんは認知神経科学の教科書も書いてるんだけど、こちらも面白そう。
  
  
• Richard Dawkins, God Delusion , Houghton Mifflin
  『利己的な遺伝子』でおなじみのドーキンスによるアンチ宗教本。かなり舌鋒鋭く攻撃をしかけているようです。とくに、こういうふうに科学者が宗教について何かを言うと、「科学だって宗教にほかならない」とか言って反論したつもりになっているバカがいますけど（ええ、こういう「反論」をする人は、十中八九バカと断言してしまって何の問題もないでしょう。だいたい、科学についてそれなりの知識があった上でこういうことを言うのならまだ聞く耳をもたないでもないんですけど、そう言う人に限って、全然科学に関する知識がなかったりするから噴飯ものですな）、そういうバカどももタコ殴りらしいんで、非常に楽しみです。
  
  
• Marvin Minsky, The Emotion Machine , Simon & Schuster
  『心の社会』でおなじみのミンスキーによる「人間機械論」（って、この人の本はすべてそう、と言えばそうですけど）。愛についてだとか意識についてだとか常識についてだとか自己についてだとかを「機械論」的に論じてます。『心の社会』もそうだったけど、この本もものすごく取っつきやすそうな筆致で書かれてます。それはそうと、ミンスキーって有名なわりに読まれてないですよね。面白いのに。

そういえば、来年からISBNが13桁になるんですよね。それにあわせてデータベースもどうにかせねば。