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ガンジーの孫が講演をしに来る、というので、のこのこと出かけて聞いてきた。

講演の内容は、「非暴力とは何か」とでも言えるようなもので、「非暴力」のポジティヴィティについて(ガンジー自身は「非暴力」というものの「非」という接頭辞にあるネガティヴィティがイヤだったようで、何か否定辞をともなわない英語を探していたようだけど、かなわなかった、との由)、ガンジー自身の、そして彼とガンジーとのエピソードを交えながら語る、といったものだった。

そのなかでも、「知性とポジティヴさが大事」ってのが、決めのフレーズっぽくて印象的だったかな。あと、the darkness cannot dispel the darekness, only the light can dispel the darknessとか、make of the enemy a friendとか、I believe in Jesus, but I don't believe in Christとか、キメっぽいフレーズはけっこうあった(最後のは、おれもイエスというやつはオモロいやつだ、というか、ほんとにあんなだったとしたら大したやつだ、と思うので、大いに共感できる。そういや、Jesus was not a Christ. He was a ordinary man like meとも言っていたな)。

で、講演が終わったあと、質問コーナがあったんだけど、911にからめて、「テロリストとも友だちになれ、って言うのか?」とか、そういう質問をする人が二人ほどいて、さすがのおれも「なんだかなあ」と呆れた。ただ、そういう質問に対しても、理路整然と答えていたので、さすがだな、と感心。

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アルン・ガンディー?
「理路整然と」ってどんな答えだったの?
大学って色々な人の講演を聞けるからいいよね。羨ましいな。
Sita 2006/10/01(Sun)17:41:00 編集
そそ、アルンガンジー。

で、「テロリストも友だちに」への「理路整然」としてお答えは、けっこうよくある答えっちゃ答えなんだけど、「目には目を」の対応しててもしゃーないっしょ、ということと、「敵を友だちに」ということのインプリケーション(要は、「テロリスト」が「テロリスト」のままであれば、それは依然「敵」なわけで、そういう状況そのものをどうにかしなければならない、ということ)を織り交ぜて、「そういうこっちゃないんだよ」というものでした。
はやし 2006/10/01(Sun)18:20:00 編集
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