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そりゃ、当然行くでしょ。

で、以下が戦利品。

  • Histoire de l'Europe (Frédéric Delouche et al. Eds., Hachette)
    欧州共通の歴史教科書。前々から読みたかったんだけど、原書(というか、フランス語版)も訳本も高かったんで見送っていたものをついに購入。アマゾンのレヴューにもあるけど、眺めているだけで楽しい本。

  • Malaise dans l'esthétique (Jacques Rancière, Galilée)
    ふしぎにあんまり翻訳がないランシエールの「政治と美学」もの。「政治と美学」、あるいは「政治と藝術」というのは、けっこう長年気になっているテーマだけに(歴史に名を残すような藝術家は往々にして権力の僕であったことをどう考えるかとか、制度としての、つまり、人民統制の装置としての藝術の役割についてとか、藝術をどうこう言うんであればそういうこともちゃんと考えるべきだ)、ちゃんと読もうと思う。

  • Du texte à l'action (Paul Ricœur, Seuil)
  • L'idéologie et l'utopie (Paul Ricœur, Seuil)
    両方とも安かったもので……という感じで、「読むか、おれ?」なんだけど、前者は「解釈学論集」の第2集で、気楽に読むには面白そうでもあり、勉強にもなりそうだ。後者は、タイトルからも分かる通り政治論集で、「イデオロギー編」ではマルクス、アルチュセール、マンハイム、ヴェーバー、ハーバーマス、ギアツが、「ユートピア編」ではマンハイム、サン・シモン、フーリエが取り上げられている。リクールがアルチュセールについてどう思っているか、ちょっと気になる。つうか、ある一時期からリクールの翻訳って、止まっちゃってるね。

  • Cours Familier de philosophie politique (Pierre Manent, Gallimard)
    恥ずかしながら、この人のことは全然知らないんだけど(調べてみたら、訳されてるものが一冊あり。こっちのほうが面白そうだな……)、何らかの意味での「政体」というものを肯定的に捉える感じの論調かな。でも、まあ、「政治=ポリティクス=ポリスの学」って考えると、人が寄り集まれば不可避的に「ポリス」が形成されるわけで、そういう意味ではそれをどうmanageしていくかってのは考えざるをえないしね。ほっときゃいいじゃん、つうのは、さすがにナイーヴに過ぎる。

  • Soziologische Aufklärung 1-6 (Niklas Luhmann, VS Verlag)
    んー読むのかなあ……。でも、つまみ食いなら、と思いまして。だいたい、これを読むくらいなら、10年ぐらい前に買ったきり放置してあるSoziale Systeme を読め、という感じなんだが……。つか、ルーマンってふつーに胡散臭くありません?

  • Saul Kripke (G. W. Fitch, Acumen)
    おれにとってクリプキとは、もっぱら「様相論理に意味論を供給した人」なので、その手のこともちゃんと触れてあるのがうれしいです。って、触れていて当たり前、なんだけど。

  • Donna Haraway (Joseph Schneider, Continuum)
    いやあ、トンデモはトンデモでも、ダナ・ハラウェイぐらいすっ飛んじゃってれば、もはや「オッケー」って感じだな(そういう意味で、バディウもオッケー。つうか、彼の場合、その手のことにかけるリソースが半端じゃないし、そこまでやれば立派なものだ、とすら思う。『存在と出来事』を訳している人は、せめてクーネンぐらいは読んでから訳して欲しいけど……無理だろうな)。ダナ・ハラウェイ、もともと生物学かなんかやってたんだっけ?

  • Philosophy in the Flesh (G. Lakoff and M. Johnson, Basic Books)
    これはふつうに買おう買おうと思いながら、延ばし延ばしになっていたもの。翻訳は出てるみたいですけど、訳がヒドいみたいですね。ま、おれには関係のない話です。

  • Introduction to Solid State Physics (Charles Kettel, Wiley)
    固体物理と言えばアッシュクロフトのやつかキッテルかって感じだと思うけど、おれはキッテルのほうが何となく好き(アマゾンでは断然アッシュクロフトのほうが評判いいけど)。で、セールに出てるぐらいだから最新版じゃないんだろうなあ、でもおれは別に物性プロパーじゃないしいいんだー、とその場ではろくに確かめもせず買ったんだけど、家に帰ってきてよくよく見たら、フツーに最新版(第8版)じゃありませんか! 何か、得した気分。ところで、アマゾンのレヴューで「学生の学力低下が叫ばれて久しい昨今、文科系学生にお勧めの古典」とか言ってる人がいるけど、んなアホな。さすがのおれでも「文科系学生」にこれは薦めません。

  • Anatomy & Physiology (Elaine N. Marieb, Benjamin Cummings)
    これはもう、無条件で楽しいなあ。不満を言えば、あんま写真が載っていないことなんだけど(そのくせ、変な皮膚病の写真とかは載ってたりする)、でもまあ、写真だと逆に分かりにくかったりするしね。
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