Orbis Sensualium Pictus [本]

以前からすっごく欲しかったんだけど、平凡社版もミネルヴァ書房版も品切れで（平凡社版はアマゾンでは買えるみたいになってるけど、たぶん買えないと思う）、すんでのところでそれなりに高いヴァージョンを買おうとしていた、コメニウスのOrbis Sensualium Pictus （『世界図絵』）のほるぷ出版版をすげー安価で入手できた。

『世界図絵』については改めて説明するまでもないだろうけど、「世界最初の絵本」として名高いもので、あえて言えば「絵入りの言語教科書」。とくに、おれが買ったヴァージョンは英語訳とラテン語原文が併記されているから、ラテン語の学習者にも好適、じゃないかな。

ただ、「学習」もへったくれもなく、その図絵の趣と、古風な印刷の妙（"s"の書体が"f"のようになってるとか、ちゃんと連字で活字が組まれてるとか）にひたすら酔い痴れればいいのです。

つわけで、今から酔い痴れようと思います。