買い本 [本]

例によって例の如し。

• スピノザ―共同性のポリティクス（浅野俊哉、洛北出版）
  「 その政治的／倫理的思考の革新性はどこにあるのか？　ドゥルーズ，ネグリの思想を踏まえ〈群集―多数性〉による民主主義の基底をなす〈喜び〉にもとづく集団的組織化の地平を示す」（帯文）。著者はハート『ドゥルーズの哲学』の訳者。個人的にはネグリ的からみよりも、ドゥルーズラインの「子ども論」（本書第五章「〈成熟〉の主題」）のほうが気になる。
  
  
• 古代ギリシアの数理哲学への旅―知の構造の探求（河田直樹、現代数学社）
  買いました。やっぱり面白そうです。ところで、これが連載されていた「理系への数学」を紀伊国屋新宿本店の理工学書の階で探したんだけど、見つからず。もしかして学参の階にあったのだろうか？
  
  
• 理学を志す人のための数学入門（北田均・小野俊彦、現代数学社）
  タイトル通り、理学系初年級に向けて書かれた、線型代数・解析の教科書……なんだけど、特筆すべきは「数学の基礎」と題された一章が線型代数と解析の章の間に挟まれ、何と不完全性定理の証明がなされている！　というわけで、そんな教科書は他の記述にも何かあるに違いない、と踏んで購入。
  
  
• The Mac Xcode 2 Book
  ちょっと、手慰みに。