買った本、気になる本、とか [本]

微妙な忙しさが続き、各種レス付けもままならない状態であるので、買った本・気になる本をちょろちょろっと述べてお茶を濁す。

で、買った本。以前から気になりつつ、結局読む機会に恵まれないまま今に至ってしまったという一冊である『南総里見八犬伝』を、昭和二年発行の日本名著全集版で購入（日本名著全集版はさすがに新本では手に入らないので、岩波文庫版を右ではリンク）。岩波の十分冊本を買うより、何ぼか安い三巻組み、だが、いかんせん「かな」が草書体で書いてあるという難点が……学部生のとき古文書解読をちょっと勉強したことがあるとはいえ、さすがに厳しい。が、すぐ慣れるだろう、という甘い予断をしている。そのついで、と言っては何だが、『八犬伝の世界』も抱き合わせで買う。こちらは、かなり面白そうな雰囲気がぷんぷん各ページから漂ってきている（ちなみに、この『八犬伝の世界』の紹介も含む、『南総里見八犬伝』に関するいつものあの人の記事はこちら）。

お次、気になる本。『認識的正当化』は、ちょうど戸田山和久の『知識の哲学』を読み返しているところだったので、「おお」と思い手に取るも、ま、それなりに知っていることでもあるし、それに、この手の本はたくさん持ってるしなあ、ということで、今回は見送り（そう言えば、戸田山さんも寄稿している『知識という環境』も、読もう読もうと思いつつ読んでないなあ）。『現代形而上学論文集』では、ルイス、インワーゲン、キム、デイヴィドソンらの錚々たる面子の日本独自編集の論文集。もしかしてルイスって、書籍としてはこれが本邦初お目見え？　ま、それはともかく、ここに収められている各々の論文は、何らかのかたちで入手しているものが多いので、たぶん買わないかな。

あと、本じゃないんだけど、『シャイニング』って、スティーブン・キングの製作総指揮でリメイク版が出ていたのね。ちょっと観てみたいけど、尺が四時間って、どうなのよ。

ま、今日はこんなもんで。