気になるは気になるけど多分買わないだろう、という本たち [本]

でも、どうだろう？

• 『実感する化学』
  これは、原本あるいは古本が、「これなら買ってもいいか」という値段であれば買うかもしれない。上下巻で6,300円ってのは、ちょっとねえ。

• 『ラテン語・その形と心』
  前著『ラテン語とギリシア語』が面白かったので、「多分買わないだろう」どころではなく、多分買う。

• 『ラテン広文典』
  もいっちょラテン語もの。「文典」とタイトルにあるものの、実は普通の教科書。でも、序にある「ラテン語が示す現象の細部の理解、または感じ分けに資するようにつとめた」という言葉に魅かれる。

• 『ポストモダン・バーセルミ』
  これはすごく迷うところ。「バーセルミのモノグラフ！」っていう勢いだけで買いそうになるけど、著者がこのように酷評されている『パラダイス』の訳者だ、と思うと……。

• 『ドゥルーズ』
  これは本当に、多分買わない。が、気にはなる。

• 『言語哲学』
  各所で評判が麗しいので、うーんどうしようか、と本気で迷うのだけれど、同じようなものをもう何冊も持っているので、とりあえず見送り。古本で、それなりに安価で出ていれば、買うでしょう。

• 『中世哲学を学ぶ人のために』
  ああ、これは買ってしまいそうだ。だが、おれにはこれがある、ということでぐっと踏みとどまれ。

• 『ドイツ観念論を学ぶ人のために』
  何せ、「学ぶ人のために」シリーズは、コストパフォーマンスに優れている（ような気がする）からねえ……。ドイツ観念論、万歳！