ナボコフとヤコブソン [本]

ナボコフをハーバード大学に招聘する話が、ヤコブソンの「やつを教授に招くなんて、象を動物学の教授に据えるようなもんだぜ」という反対にあってポシャった、というエピソードの典拠について、諸賢にご教示を乞うたのだが……誰もおせーてくんねーでやんの。

なもんで、しゃーない、ネットの調子もよくなったことだし、ベンキョの息抜きに一つ調べてみるか、とグーグル様にお伺いを立てたのだが、全然ダメ。このエピソードに触れてる記事はそれなりにあるんだけど、誰も彼もthe famous anecdoteとかで流しちゃってる。

おれが知りたいのは、そもそもこうした発言がヤコブソンの口から為されたのか？　そうだとしたら、どういうシチュエーションで？　そして、それをこうしたかたちで後代に伝わるよう文書化したのは誰？といったことなんだけど、そういうことに関する情報はほとんどなし。

唯一、このエピソードを紙に定着させているものとして、Donald HallのPoetry and Ambition というものが発見できたのみ（件のエピソードについて触れられている"Poetry and Ambition"という文章はオンラインで読めます）。

誰か、ほんと詳細知りません？