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今日は図書館の音楽書のフロアまで触手をのばし、いろいろ借りてきました。


 New Directions in Music
David Cope
(Waveland Pr Inc, 2000)

これは、アメリカでも図書館から借り出しており、何となくふと手に取っては眺めていたので、ここでも。ただ、図書館には第6版しかなかったのだけど、目次を見るかぎり最新第7版とけっこう異同がありそうなので、そういう点を確認するのも、ひそかにたのしみだったりする。

ともあれこれは、「現代音楽」という、その内実がともなわないままひたすら「記号」として流通しているこの言葉に、豊かな肉付けをしてくれる書物であるので、現代音楽が気になる人は持っておいて損はない、というか、現時点で日本語で容易にアクセス可能な現代音楽本がほとんどないので、持っておくべき。(古書で、かつそれなりに高価でよいのであれば、『現代音楽のパサージュ』と『20世紀の作曲』が、責任を持ってすすめられる)


 Messiaen Studies (Cambridge Composer Studies)

(Cambridge University Press, 2007)

図書館の音楽書のフロアをうろうろしていて、ふと「メシアンに関する本でも読もうかな」と思ったので、いちばん網羅的、かつ伝記的ではなさそうな(ひどいvague expressionである)、これを借りてきた。『』とか『幼さな子イエスに注ぐ20の眼差し』とか、この本のページを繰りながら、ゆっくり(ここが重要!)聴きたい。


 Musical Composition in the Twentieth Century
Arnold Whittall
(Oxford Univ Pr (Sd), 2000)

コープのNew Directionsに比べるといくぶんか堅い感じだけど、20世紀に固有の作曲技法のいろいろについて、てぎわよく説明してくれる(はず)。


 A la recherche de la musique concrète
Pierre Schaeffer
(Seuil, 1952)
 La Musique concrète
Pierre Schaeffer
(PUF, 1967)

人を煽るだけ煽っといて、晩年「ドレミの外には出られない」と梯子を外しにかかったシェフェールの、まだ「ドレミの外」への信も篤かったころの作。ほんとうは、シェフェールの理論書として「絶頂」であるTraité des objets musicauxも借りたかったのだけど、これは所蔵していなかった。ざんねん。ともあれ、2冊目のクセジュは読んだことがないので、そちらから攻めてみようかと。


 Totalité et infini
Emmanuel Lévinas
(Livre de Poche, 1990)

ツイッタのTL上でレヴィナスの名を目にしたので、この主著を。しょうじきレヴィナスは、いまさら鼻の頭に汗をかきながらいっしょけんめいfrom cover to coverで読むには値しないと思うのだけど(じゃあ、なぜ借りた)。

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