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「メタ的」なるものについてのメタ語りという、蠱惑的かつ凡庸なことをしようと思ったのだけど、書きはじめてすぐ飽きた、というか、その主題の凡庸さ野暮ったさに耐えられず、すぐ書くのを止めてしまった。ようするに、「メタ的」という言葉を冠してなされるあれやこれやの栄枯盛衰を書くことで、そうした「メタ的」なるものの先鋭性と世俗性を言おうとしたのだけど、仕込みもなしにそんなことをしても、ただただ恥ずかしい書きものになることは目に見えている。ただ、いろいろな「メタ的」なるものにこれまで惹かれてきた身としては、そうしたものに潜む明暗両面をしっかりと見据えておくことは何となく必要なんじゃないかな、とも思うので、ちゃんと書けるようであればいつかは書きたい。

って、何だこの文章。

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確かに口にだして「メタ」なんて言うのは正直気恥ずかしいというか、堂々と語るには憚られる感じありますね。一部の人たちがあまりに切り札として使いすぎたのもあるんでしょうけど、何かを「メタ的」に見ちゃったら失われるものも多いというか、むしろそっちのが大事な場面のが遙かに多いのではという風にも思いますし。

それでも、やっぱりなーんか仰るように蠱惑的なんですよねー。文芸批評とかでも、丹念な読みよりそれこそ妄執的な「メタ」な解説のがおもしろおかしく読めてしまう。
長谷部 2009/05/26(Tue)12:28:45 編集
「メタ的視点」って、そう名乗るか名乗らないかはともかく、けっこう当たり前というか、ある意味必要不可欠なものだと思うんだよね。つまり、あることを、その「考え方」も込みで考えること、これは、いやしくも「何かを考える」と言うのであれば意識しなきゃならないポイントで、それをことさらに「メタ的」とか名乗っちゃったりするのは、何と言うか、「おとうさんおかあさんを大切にしよう!」という標語について感じるのと同じくすぐったさばからしさを感じる。

でも、そういう「メタ的」なるものを、あからさまに前景に引っぱりだして展開するってのは、それがうまくいきさえすれば、けっこうおもしろいんだけどね。でも、まあ、たいていの場合失敗しちゃうんだけど。
はやし 2009/05/27(Wed)11:48:29 編集
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