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アマゾンから届いた本やら古本屋で買った本やら図書館で借りた本やら。


 Edmund Husserl's Phenomenology (Purdue University Series in the History of Philosophy)
Joseph J. Kockelmans
(Purdue Univ Pr, 1994)

フッサールのブリタニカ論文の詳細な読解を通じて、フッサールの考えの全体像に迫る、という本。ほとんどline by line(ときにはword by word)で遂行される読解は、ひとえに「フッサール理解」というにとどまらず、いろんな意味で勉強になりそう。アマゾンで購入。


 Bertrand Russell: Philosopher of the Century
Ralphe Schoeman (ed.)
(Allen and Unwin, 1967)

クライゼル論文目当てで借りたのだけど、それ以外にもダナ・スコット、パトナム、そしてクワインといった錚々たる面子が「数学者・論理学者ラッセル」について書いており、それらについても目を通しておかねば。


 Paradigms Lost: Tackling the Unanswered Mysteries of Modern Science
John L. Casti
(Avon Books (P), 1990)

以下はすべて古本屋で購入。

で、この本は、複雑系本で日本の読者にも(たぶん)親しいと思われるキャスティによる、「科学の未解決問題を通じて個々具体的な科学のやっていることを探る」とでもいった趣きの本。基本的におれは複雑系云々を数式抜きに語る人を信用していなくって、ゆえにキャスティについてもあまりいい印象を持っていなかったんですが、この本は字面を見るかぎり、けっこうおもしろそうです。翻訳あり。


 En attendant Godot
Samuel Beckett
(Les Editions de Minuit, 1952)
 Malone meurt
Samuel Beckett
(Les Editions de Minuit, 1951)

言わずと知れたベケットの、言わずと知れた2作。このあいだ買った英語版ベケット著作集もろくすっぽ読んじゃいないのに、古本屋に仏語原文が安く出ていたので思わず購入。いまのいままでぜんぜん知らなかったけど、ゴドーは去年暮れに新装版が出た模様。でも、ゴドーは岩波文庫に入ってもいいくらいの古典だと思うのだけど、そういう展開にはならないのかな?

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