シュプリンガーでいろいろ本がダウンロードできるようになっていた [本]

論文執筆のために、以前から買わなきゃ買わなきゃと思いつつ、あまりの高さに購入を延ばし延ばしにしていたFormal Ontology and Conceptual Realismを、論文執筆も立込んできて潮時なのでとうとう注文しようと思い、書誌情報を調べるために版元のシュプリンガーで該当書籍のページを見てみたら、何と全文ダウンロードできるようになっていた（ただし、学内からのアクセスのみに限られる、と思われます）。

だいぶ前にこのコキアレラ本について調べたときは、たしか全文を見られるようにはなっていなかったように思うのだが（ただ、はなから全文ダウンロードなぞできると思っていなかったので、そのときは閲覧ページにいかなかっただけという可能性も否定できない）、とにかく、「それなりに最近刊のこれが全文ダウンロードできるのであれば、他にもいろいろあるかもしれない」と調べてみると、あるわあるわ。とりあえず、目についたものをメモ。

• Welfare Economics and Social Choice Theory（アマゾン）
• Readings in Public Choice and Constitutional Political Economy（アマゾン）
• Game Theory（アマゾン）
• Mathematics and Democracy（アマゾン）
• The Age of Alternative Logics（アマゾン）
• Intuition and the Axiomatic Method（アマゾン）
• The Heart of Cohomology（アマゾン）
• A Logical Approach to Philosophy（アマゾン）
• The Vienna Circle and Logical Empiricism（アマゾン）
• Extensionalism（アマゾン）
• Model Theory（アマゾン）
• Categories for Software Engineering（アマゾン）

とくに、最後のやつは刊行当初から気になっており、さいきん、キンドル版を買おうかと思っていたので、さっそくダウンロードし、第1章と第2章、および参考文献表と索引を、寝るときの「楽しみ読書」用としてプリントアウトしました（もちろん、Formal Ontology and Conceptual Realismの最初のほうと文献表＋索引も）。

この調子で、オックスフォード大学出版局とケンブリッジ大学出版局も、刊行書籍を無料開放とかしてくれたら、ほとんど本なんて買わなくて済むようになるかもしれません（そのかわり、インクカートリッジの消費量は、べらぼうになると思うけど）。