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ペーパー2本の提出が月曜にせまり、かつその進捗状況もあまりかんばしくないという異様に切羽詰まったなか、ほとんどやけくそで借り本。

  • Drucker, Thomas (ed.), Perspectives on the History of Mathematical Logic, Birkhäuser
    シュプリンガーからのメールで、前々から気になっていたこの論集がペーパーバック化されたことを知り、ほんとうは即買いでもよかったんだけど、その前にちょっと検分をということで、借り。とりあえず「ゲーデルの不完全性定理の受容」という短いものを読んだだけだけど、他にも「パースと分配法則」とか、レーヴェンハイム=スコーレムの定理についてだとか、もちろんプリンキピア・マテマティカ(ああ、この殺人的に忙しい時期が過ぎさったら、連載を再開せねば)についてだとか、たのしそうな記事が目白押し。それほどテクニカルにごり押しするようなものはすくないので、少しでもここいらのこと(数理論理学、およびその哲学)について興味のある人は、誰でもたのしめるのではないかと。

  • André Weil, An approach through history from Hammurapi to Legendre, Birkhäuser
    これはもうほんと「古典」なんで、何の説明も要らないでしょう。日本語訳もあり(だ、が……)。こういうのを時間を気にせずゆっくり読める余裕がほしいものです。

  • André Weil, Number Theory for Beginners, Springer
    もいっちょヴェイユの数論もの。これは、たしか大学入りたてのときに、日本語訳を買ってよく読んでいた(そのあと、これにも勇猛果敢に取り組んだけど、あえなく沈没)。願ドーヴァー入り。

  • Penelope Maddy, Realism in Mathematics, Oxford
    ほんとうは、日本で所収している同じ著者のNaturalism in Mathematics を借りたかったのだけど、図書館所蔵がなかったので、これを。これは、夏休み中にざっくりとでも読んでおかねばなるまい。にしても、ペーパーバックでそれほど厚くもないのに、お値段がほとんど1万円って、どうよ?

  • David Ruelle, The Mathematician's Brain, Princeton
    理工学図書館の新刊書のコーナーを見ていたら、このような肩肘張らずにたのしく読めそうな本を発見したので、即借り。内容は、題名から推察される「数学者のものの考え方」ということからはちょっと外れて、数学といういとなみの、その思弁的な部分についての一般的解説本という感じ。グロタンディークとかも(とうぜん)登場。
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