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忘れてないっすよ。


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000051YEI/hayashinoblog-22/ref=nosim   Rock Around the Bunker
Serge Gainsbourg
(Mercury France, 1975)

一発目からよく分からんのが出てきましたが……「既成概念の破壊者のシンボルとしてのナチズム」を作品に取込んだ例、だそうです。まあ、たしかにノイズの人たちって、「記号としてのナチズム」みたいなものを使ったりしますが(ライバッハとか一時期のホワイトハウスとか)。ただ、ふつうにゲンズブールを聴こうって向きには、ぶなんにHistoire de Melody Nelson とかComic Strip とかをすすめますけどね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000026ZJC/hayashinoblog-22/ref=nosim   Litanies of Satan
Diamanda Galas
(Mute, 1988)

いや、これはじっさいいいですよ。何と言うか、初期ボアダムズのヴォイスの「あの感じ」をくくっと取りだして、より不気味にしたような、とでも言いましょうか。「ノイズ」と聞いてまっさきに想像される「ぴーがー」路線ではない「ノイズ」の基本盤として押さえておきましょう。ちなみに、いままで何回か言及したことがありますが、ジャケ的にはこっちのほうの圧勝ですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000024E9M/hayashinoblog-22/ref=nosim   Selling England by the Pound
Genesis
(Virgin, 1973)

うーん、これもどういうからみなのかよく分からん。当然ノイズとプログレとのからみを論じた章での登場なんですが、GenesisとかYesとかってのは、プログレはプログレでもちとノイズとの関連はうすいのではないか、と思います。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN//hayashinoblog-22/ref=nosim   The Complete Anthology
The Germs
(Slash, 1993)

これは、ノイズだなんだということを度外視しても、必聴盤、ですよね。初期衝動のみで奏でられた、そのくせ「勢い」や「やる気」といったものがほとんど感じられない稀有な音楽。ただ、あらためて聴きかえしてみると、それほど演奏能力がないわけでもないですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00007LTIH/hayashinoblog-22/ref=nosim   Anthem of the Sun
Grateful Dead
(Warner, 1971)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00007LTIJ/hayashinoblog-22/ref=nosim   Live/Dead
Grateful Dead
(Warner, 1969)

デッズにはちょっとした偏見があり、そのゆえに聴いたことがないので、コメントすることもないっす。ただ、デッドヘッズでもない人たちがデッドベアを持ってたりするのには、あまりいい印象はないですね。ともあれ、Noise/Music では「反復」の相を語る場面での登場で、ベイリーの本で「聴衆との相乗効果」って面でふれられてたりもするみたいです。とりあえず、いい機会だからLive/Dead でも聴いてみるかな。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001OT9/hayashinoblog-22/ref=nosim   Consume Red
Ground Zero
(ReR, 1997)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000365JO/hayashinoblog-22/ref=nosim   Last Concert
Ground Zero
(Amoebic, 1999)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000008R6G/hayashinoblog-22/ref=nosim   Revolutionary Pekinese Opera
Ground Zero
(ReR, 1996)

グラウンドゼロもほとんど聴いたことがないんだよなあ。このなかで唯一まともに聴いたことがあるものと言えば『革命京劇』ぐらいなもんだし、これにしたって、「これ聴くんなら元ネタ聴いちゃうよなあ」ぐらいの付き合いしかしてないもんで……。ともあれ、元ネタのほうは、中原昌也も言うように、「フリーミュージック」文脈で語られることが多いわりに、じっさいはフリーでもなんでもなく、「リズムマシーンがポンツク」鳴ってるようなケッ作です(って、全然グラウンドゼロの話じゃなくなった)。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000JHEO/hayashinoblog-22/ref=nosim   Live at Woodstock
Jimi Hendrix
(Warner, 2005)

ジミヘンドリクスは、しょうじきスタジオ盤はそれほどいいとも思えないのだけど、ライヴ盤を聴くと「やっぱりすげえな」と思う。できるなら、映像付きでたのしんだほうがよい、と思われます。ノイズとの関連は、テクノロジーの過剰使用、ですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00080CPM8/hayashinoblog-22/ref=nosim   Plat du Jour
Matthew Herbert
(Accidental, 2005)

楽音としての「具体音」の導入、てな文脈なんですが、うーん、実際問題マシューハーバートはあんまノイズ文脈にはなじまないんじゃないでしょうか(つうか、おれがあんますきじゃないってだけの話だったり)。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000057EKE/hayashinoblog-22/ref=nosim   Speed Free Sonic
High Rise
(Paratactile, 1999)

いや、ハイライズはかっちょいいです。何回か見たことありますけど、見るたびに「スリーピースのくせに音でけえ!」とおどろかされます。この作は聴いたことありませんが、まあどれも似たようなもの(あ、いや、ほめ言葉ですよ、これ)。手に入りやすいものを各自聴けばいいと思います。おれの個人的おすすめはPsychedelic Speed Freak ですかねえ(って、品切か……)。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00003OOZY/hayashinoblog-22/ref=nosim   Asset without Liability
Incapacitants
(Bulb, 1996)

インキャパだインキャパだ! もうこれはほんと、何の説明も要らないですよね。とにかく聴け、と。そしてライヴに行け、と。何にせよ、インキャパはライヴ行かなきゃはじまりません。ちなみに、最近出た美川さんのソロ作もとてもおいしゅうございました。

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