[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
忘れてないっすよ。
Rock Around the Bunker Serge Gainsbourg (Mercury France, 1975) |
一発目からよく分からんのが出てきましたが……「既成概念の破壊者のシンボルとしてのナチズム」を作品に取込んだ例、だそうです。まあ、たしかにノイズの人たちって、「記号としてのナチズム」みたいなものを使ったりしますが(ライバッハとか一時期のホワイトハウスとか)。ただ、ふつうにゲンズブールを聴こうって向きには、ぶなんにHistoire de Melody Nelson とかComic Strip とかをすすめますけどね。
Litanies of Satan Diamanda Galas (Mute, 1988) |
いや、これはじっさいいいですよ。何と言うか、初期ボアダムズのヴォイスの「あの感じ」をくくっと取りだして、より不気味にしたような、とでも言いましょうか。「ノイズ」と聞いてまっさきに想像される「ぴーがー」路線ではない「ノイズ」の基本盤として押さえておきましょう。ちなみに、いままで何回か言及したことがありますが、ジャケ的にはこっちのほうの圧勝ですね。
Selling England by the Pound Genesis (Virgin, 1973) |
うーん、これもどういうからみなのかよく分からん。当然ノイズとプログレとのからみを論じた章での登場なんですが、GenesisとかYesとかってのは、プログレはプログレでもちとノイズとの関連はうすいのではないか、と思います。
The Complete Anthology The Germs (Slash, 1993) |
これは、ノイズだなんだということを度外視しても、必聴盤、ですよね。初期衝動のみで奏でられた、そのくせ「勢い」や「やる気」といったものがほとんど感じられない稀有な音楽。ただ、あらためて聴きかえしてみると、それほど演奏能力がないわけでもないですね。
Anthem of the Sun Grateful Dead (Warner, 1971) |
Live/Dead Grateful Dead (Warner, 1969) |
デッズにはちょっとした偏見があり、そのゆえに聴いたことがないので、コメントすることもないっす。ただ、デッドヘッズでもない人たちがデッドベアを持ってたりするのには、あまりいい印象はないですね。ともあれ、Noise/Music では「反復」の相を語る場面での登場で、ベイリーの本で「聴衆との相乗効果」って面でふれられてたりもするみたいです。とりあえず、いい機会だからLive/Dead でも聴いてみるかな。
Consume Red Ground Zero (ReR, 1997) |
Last Concert Ground Zero (Amoebic, 1999) |
Revolutionary Pekinese Opera Ground Zero (ReR, 1996) |
グラウンドゼロもほとんど聴いたことがないんだよなあ。このなかで唯一まともに聴いたことがあるものと言えば『革命京劇』ぐらいなもんだし、これにしたって、「これ聴くんなら元ネタ聴いちゃうよなあ」ぐらいの付き合いしかしてないもんで……。ともあれ、元ネタのほうは、中原昌也も言うように、「フリーミュージック」文脈で語られることが多いわりに、じっさいはフリーでもなんでもなく、「リズムマシーンがポンツク」鳴ってるようなケッ作です(って、全然グラウンドゼロの話じゃなくなった)。
Live at Woodstock Jimi Hendrix (Warner, 2005) |
ジミヘンドリクスは、しょうじきスタジオ盤はそれほどいいとも思えないのだけど、ライヴ盤を聴くと「やっぱりすげえな」と思う。できるなら、映像付きでたのしんだほうがよい、と思われます。ノイズとの関連は、テクノロジーの過剰使用、ですね。
Plat du Jour Matthew Herbert (Accidental, 2005) |
楽音としての「具体音」の導入、てな文脈なんですが、うーん、実際問題マシューハーバートはあんまノイズ文脈にはなじまないんじゃないでしょうか(つうか、おれがあんますきじゃないってだけの話だったり)。
Speed Free Sonic High Rise (Paratactile, 1999) |
いや、ハイライズはかっちょいいです。何回か見たことありますけど、見るたびに「スリーピースのくせに音でけえ!」とおどろかされます。この作は聴いたことありませんが、まあどれも似たようなもの(あ、いや、ほめ言葉ですよ、これ)。手に入りやすいものを各自聴けばいいと思います。おれの個人的おすすめはPsychedelic Speed Freak ですかねえ(って、品切か……)。
Asset without Liability Incapacitants (Bulb, 1996) |
インキャパだインキャパだ! もうこれはほんと、何の説明も要らないですよね。とにかく聴け、と。そしてライヴに行け、と。何にせよ、インキャパはライヴ行かなきゃはじまりません。ちなみに、最近出た美川さんのソロ作もとてもおいしゅうございました。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
音
雑
虫
技術
『スペクタクルの社会』を読む
ドゥルーズ講義録
電波
趣味の数学
趣味のゲーデル
『プリンキピア・マテマティカ』を読む
自己紹介もどき
ブログペット俳句
芸術一般
言語ヲタ
お客様
GRE CS
留学
Boing Boing
映画
ちょっといい話
かなりダメな話
魂の叫び
哲学と数学
論文
引用
「いい」とも「ダメ」とも言いがたい話
悲喜こもごも
証明論
ポエム
書物への呪詛
言わずもがななことではあるけれどときに忘れてしまうこと
何か無駄なことをしよう
日々
趣味の勉強
夢
ブログの記事
翻訳
勉強
不眠
文房具
ライフハック
育児
thayashi#ucalgary.ca
(#を@に置換してください)
このブログで紹介したことのある本をランダム表示。
このブログで紹介したことのある音をランダム表示。