集合論ハンドブック、ついに発売 [趣味の数学]

もう何年も前からうわさにはなっていた『集合論ハンドブック』が、ついに今年の10月発売のはこびとなりました（リンク先アマゾンでは発売日が「2006/9/30」になってますけど、間違いでしょう）。

それで内容は、と言うと、シュプリンガーの公式ページでその目次を見ると、生半可なものではないことがよく分かります。Jechを通読、とまでは言わずとも、Kunenぐらいはばっちりこなしておかないと、手も足も出ないでしょう（それはそうと、Kunenの翻訳はどうなっているのかな？）。

そしてなにより目につくのが、105,402円というお値段。まあ、3冊組だから、1冊あたり約35,000円ということで、これ3冊と考えれば、この手のものとしてはそれほどめずらしい値付けではないんだけど、にしても、ですよね。

とはいえやはり、かがみさんは買わなきゃ嘘でしょ！なので、いまから購入報告を楽しみにしております。



ちなみにここで、ハンドブック収録予定論文26本のうち、19本（のドラフト）が読めます。