買い本（コメント追補版） [本]

ちゃんとコメントも書きましたよ、と。

• A. N. Whitehead, Modes of Thought , Free Press
• A. N. Whitehead, The Concept of Nature , Prometheus
• A. N. Whitehead, Science and the Modern World , Free Press
  この前『ホワイトヘッドの哲学』を買ったというのもあるし、べーやんが「ホワイトヘッドを読むぞ！」と言っていたのでおれもそれに使嗾されるかたちで『過程と実在』をぼつぼつ読みかえしていたというのもあって、持っていなかったホワイトヘッド本をざざざっと購入（じつを言えば、『自然という概念』は持っていると思うのだけど、先からの片付け騒動に巻込まれてどこかにまぎれてしまい見つからず、そんな高い本でもないんでいさぎよく買いなおし）。『ホワイトヘッドの哲学』によると、『思考のモード』から始め、つぎに『科学と現代世界』に進み、『観念の冒険』、『自然という概念』を経て、『過程と実在』に到るという道がおすすめだそうです。
  
  
• Christopher Janaway, Reading Aesthetics And Philosophy of Art ,
  この前買った同じシリーズの形而上学編がけっこう面白かったので、美学・藝術哲学編も、と思い購入。取りあげられているテクストは、プラトン、カントといった有名どころから、ノエル・キャロル、ネルソン・グッドマンといった、日本ではイマイチ知名度にかける人たちまで、という感じ。すでに刊行されてる同シリーズの認識論編や言語哲学編、そして今度（来年？）出るはずの倫理学編も気になります。
  
  
• Pierre Lévy, Qu'est ce que le virtuel ? , La Découverte
  「ホワイトヘッド祭り」の一環として、こちらのページを見ていると、以前からけっこう気になっていたレヴィの『ヴァーチャルとは何か？』の読書記に出くわしたので、これも何かの縁と購入。当然のように、エピグラフにはジルの一文（「仮想的なものは、仮想的なものとしての十全な現実性を有している」）が引かれている。