ものを書くにはエネルギーがいる。 [気づき]

数時間にわたり集中して執筆にはげんだあと鏡を見ると、眼は落ちくぼみ、あまつさえ頬がこけていたりするので、ものを書くのはエネルギーを消費するんだなあ、とあらためて思う。

ねばりけとしめりけ [気づき]

前記事「わが（知的）半生（大学以降編～いわゆる「文系」と言われるものとのかかわりを中心として）」で「デリダは言ってることはよく分からないけど何かかっこいい章句をくりだすので好きだ」と書いたわけですが、ドゥルーズもぼくにとって「言ってることはよく分からないけど何かかっこいい章句をくりだす人」なので、そういう意味でもちろんドゥルーズも好きです。ただ、デリダにくらべるとドゥルーズはそれほど読みこんだ記憶がないんですね。それはおそらく、それぞれの書き手にある「ねばりけとしめりけ」とでも言えるようなものの多寡によると考えられ、そう思うと、文体的に惹かれてそれなりに読みこんだことのある作家というのは、ぬめっとしていてじとっとした文章を書く人が多い、ような気がします。

Avec son [気づき]

風のたてる音は、季節によってあんがいちがう。夏の風はしめった音が、冬の風はかわいた音がする。季節のおとづれとはつまり、「音連れ」なのかもしれない。

今日の気づき [気づき]

セサミ・ストリートの映像にカラオケ・カーク系のエレクトロニカは最高に合う。