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先日ちらっと言ったとおり、哲学科のカラオケパーティーに行ってきました。
この哲学科カラオケパーティー、けっこうひんぱんに行われており、今回のもので2009年秋学期に入って2回目になるらしいのですが、前回は諸般の事情により参加できず、おれは今回がはじめての参加でした。
で、どうだったか、なんですが……いや、これはたのしかったですね。
日本でのカラオケってのがいっぱんにどういう具合のものなのか、あんまり参加したことがないんでよく知らないんですが、数少ない参加経験から帰納される印象として、とりあえず歌う人は歌って、それ以外は曲の目録を見てたり、あるいは歌詞が出ている画面をぼーっと見てたりというのが多く、しかも、おれはあんまり日本の曲は知らないんで、何にせよ、よっぽど身内で行く以外は、たのしかった覚えがないんですね。
それに対してこっちのカラオケ(というか、ここの哲学科にかぎる、かもですが、ともあれ)は、誰が歌っていようが関係なし、知ってる曲なら誰もが声をはりあげて歌うし、あまつさえ歌詞の出る画面前のスペースはほぼダンスフロアと化し、その一体感たらありません。しかも、英語の曲ならまあだいたい知っているし、それに、収録曲数が限られているのでいきおいみんなも知っている曲中心になるので、「おれこんな曲知らねえ!」となることもなく、Born to be Wild(おれ自らの選曲)やら Anarchy in the UK(すっげえもりあがった)やら、みんなで大合唱しつつ、歌詞の出る画面の前の即席スペースでモッシュしてました。
あと、ひそかに「いいなあ」と思ったのは、まあ当たり前のことなんですが、ほぼ全員が英語ネイティヴであり、ゆえに、歌詞をダイレクトに理解し、そしてそれをちょっとした身振りで表現することができるってことですね。ここいらは、そうした「歌詞のちょっとした身振りによる表現」がどう「場の活性化」にじっさいに寄与するのか目の当たりにしないと分かりづらいかもしれませんが、ある程度もりあがりが軌道にのってるときにこれをやられると、もう、爆笑する以外に道はありません。
それから、その場にけっこう恰幅のよい、あまり見たことのない人がいて、で、その人が、School of Rock をすんごい映画まんまな感じ歌うんで(歌詞も諳んじていた)、こっちも負けじと椅子からその人に向かってダイヴしたり、"Kick Your Ass"の部分では尻に蹴りを入れるジェスチャとかしてたんですが……これが何と、はるばるアメリカから講演にやってきていたインディアナ大学哲学科の先生だということが(家に帰ってきてから)判明。ただ、それで「うわ、おれやっちゃったよ! あちゃー」ということは微塵もなく、そういう「隔てのなさ」ってのがごくプレインに発現していて、それもこちら北米の学校のよいところだなあ、と思いました。
そういう具合に、午前3時ごろまで飲み、歌い、そして踊っていたわけですが、そのあとあろうことか、「腹減ったからチャイナタウンに飯食いに行こう!」と誰ともなく言い出し、けっきょく家に着いたのは4時半ぐらいでした……。
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