借り本 [本]

Same ol', same ol'.

Penser par les images Laurent Zimmermann (ed.) (Éditions Cécile Défaut, 2006)

Confronting Images: Questioning the Ends of a Certain History of Art Georges Didi-Huberman (Pennsylvania State Univ Pr, 2009)

Fra Angelico: Dissemblance & Figuration N Georges Didi-Huberman (Univ of Chicago Pr (Tx), 1995)

なぜだかディディ＝ユベルマンがとつぜんに読みたくなったので、借りてきた。ほんとうは、仏語原版があればよかったのだけど、それもかなわず、いたしかたなく英訳で。1冊目の、ディディ＝ユベルマンをめぐる評論集は、その藝術論に焦点を合わせたものというより、ディディ＝ユベルマンの言うことを文学に二重焼きするというようなものになっている。3冊目のフラ・アンジェリコ論は、邦訳あり。というか、ディディ＝ユベルマン、高名なわりに訳が少ないね。

From Kant To Hilbert William Bragg Ewald (Oxford Univ Pr on Demand, 2008)

From Kant to Hilbert: A Source Book in the Foundations of Mathematics William Ewald (Oxford Univ Pr on Demand, 2007)

数学の哲学周辺をうろついている人は、だれでも一回は手に取ったことがあると思われるアンソロジー。第1巻にはバークリーからパースまで、第2巻はリーマンからブルバキまでの書きものが所収されている。おれの関心領域的には第2巻にお世話になることが多いけど、1巻目も無視できない。

• A.C. Leisenring, Mathematical Logic and Hilbert's E-symbol (Macdonald, 1969)

ヒルベルトのε記号に焦点を当てた、渋いっちゃ渋い本。今年末に新装版（？）が出るようだけど、この値段はさすがにない。

• David Hilbert, Grundzuege der theoretischen Logik (Grundlehren der mathematischen Wissenschaften) (Springer, 1972)

古典中の古典、ですね。

The Cult of MAC Leander Kahney (No Starch Pr, 2006)

こういうのを見ていると、アップルってのはほんとうにしあわせな会社だなあ、と思いますね。