ひさかたぶりの日本の本屋 [本]

きのう、ひさかたぶりに新宿ジュンク堂に行った。

で、感想は、感動に打ち震え思わず涙してしまう、というほどではあらねど、やはり楽しいひとときを過ごせた。とはいえ、「うおおおお、これは買わねば！」となるような出物はあまりなく、じっさいに買ったのは若島さんのロリータ本と、田中純の都市本ぐらいなもの（あとは、文庫と新書を数冊）。

気になる本としては、デリダのフッサール本と『集合論の哲学』の翻訳が出ていたので、「ほう」と思った（ただ、両方とも元本を持っているので、当然買わず）。あと、『環』のデリダ特集が出ており、手にとっては見たけど、いまさらデリダについて人の意見を聞かなきゃいけないとも思わないので（だいたい、「デリダについて書かれたもの」が、デリダ本人が書いたものよりおもしろかったためしがない）、けっきょくすぐ棚に戻してしまった。

時間があまりなく、文庫・新書、および理工学書をじっくり見ることができなかったので、それは後日神田詣したときのお楽しみ、ということで。