けっきょく [留学]

きのう迷っていた「分析哲学の歴史」は取ることにしました。

で、そのリーディングリストは、以下。

• D. Edmonds and J. Eidinow, Wittgenstein's Poker , Harper
• A.P. Martinich and D. Sosa (eds.), Analytic Philosophy , Blackwell

Wittgenstein's Poker は翻訳も出てますね。こちらでは、けっこうなベストセラーになったようですが、日本ではどうだったんでしょう？　

Analytic Philosophy は、いまさら何かを付け加えるまでもないBlackwellのAnthologyシリーズの1冊。いわゆる「分析哲学」の、「超」が付くほど重要な諸論文がぞぞぞっと収められているので、手早くここいらの流れを概観したい！という場合は、めちゃくちゃ便利です。

それはそうと、日本で分析系の人たちはWittgensteinのことを「ウィトゲンシュタイン」と呼ぶことが多いですが、ここアメリカの人たちはみんな「ヴィッゲンシュターィン」と呼んでます。この違いは何なんでしょ？　いや、べつに、どっちが正しいとか、そういうことではなく。