いたしかゆし [悲喜こもごも]

勉強・研究・執筆を終えて、さてそろそろ寝るか、というとき、勉強・研究・執筆でヒート・アップした頭をしずめるために、肩ひじはらずに読める軽いものを読んでから眠るのがつねなのだけど、「肩ひじはらずに読める」というのが意外な陥穽で、というのも、肩ひじはらずに読めるものだから、存外にすいすいとページが進み、ゆえに、読んでいるものがおもしろかったりなどすると、「もうちょっと読んでから寝よう」と思ってしまい、そうこうするうち夜はしらじらと明け、奥さんは出勤する時間となり、眠い目をこすりつつぼんやりした頭をかかえ子どもの世話に突入することになる。それならばいっそ、ヒート・アップした頭のまま身体だけは横たえ、眠れはしないまでもいくばくかの休息をとったほうがいいとは思うのだけど、それはそれで何だか味気ない気がして、そうすることに踏みきれない。まあ、早い話、たんじゅんに、時間の使い方がへたなのだと思う。

（ちなみにいま、勉強・研究・執筆後の就寝前読書で梅棹忠夫著作集第11巻『知の技術』（名著『知的生産の技術』も所収されている）を読んでいるのだけど、これがすこぶる読みやすいうえにめっぽうおもしろく、おかげでさらに睡眠時間が逼迫されている）

あまりに「ねばならぬこと」がたくさんあるので途方に暮れつつ深いため息をついた数十秒後 [悲喜こもごも]

かかってる音楽に合わせてめっちゃノリノリで首とか振ってたりするのであまり娘のことはとやかく言えないかもしれない。

まったくの無駄というわけではないけれど、さりとてそこまで時間をかけるようなものでもない、ということ [悲喜こもごも]

線分三本で三次元空間を表現するにはどういう配置がいちばんいいかを試行錯誤する。

注文したものが届くまでの時間というのはもどかしくも充実している。 [悲喜こもごも]

でもやっぱり早く届いてほしいですね。

数学の勉強 [悲喜こもごも]

数学の勉強はたのしいけど、同時に、自分の頭のわるさにこれでもかというぐらい直面することになるのでつらくもある。

ローラーコースターライフ [悲喜こもごも]

ここ数週間、心にどす黒く巣食っていたアメリカからの荷物が届かぬことについての憂慮が、今日やっとこさ、税関を通過しめでたくカナダの住処に来ることに決まり欣喜雀躍したのもつかのま、引越し会社からのメールで、税関での荷物検査の手数料および検査のあいだの荷物保管料としてカナダドルで1,600ドル払わなければ荷物が届けられない旨通告され、またしても一気にテンションダウン。あたうかぎり引越し費用を抑えようと、通関手続きも自らすることにしたのに、これじゃあふつうの引越しプランと変わらないではないか。日本への帰国チケットも手配してしまったことだし、これ以上荷物の到着が遅延する事態は避けたいので、とりあえず請求額は払って荷物を受取ったのち、カナダ税関やら引越し会社へのクレーム運動を開始しようと思うのだが、それもどうなることやら。