忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Bang Bang You're Dead
これは、誰だって見る前は『エレファント』みたいな映画だと予想して見ると思うんですが、そういう予想はもののみごとに裏切られました。もちろん、『エレファント』に通ずる部分はかなりあるんですが、見終えたあとの感触はまったくの別もの。(いろいろな意味で)ちょっと安っぽくはあるものの、いい映画でした。

It Follows
エルム街の悪夢』+『ハロウィーン』みたいな紹介がされていたら、まあホラーだと思うじゃないですか。それが、ぜんぜんちがって、「もどかしい青春映画」って感じでした。映像も、「この監督、映画が好きなんだろうなあ」ということがはしばしから伝わってきて、そこも好印象です。
PR
今日から新学期。今期は受け持ちの演習が4コマあるので、論文執筆と、そして娘と遊ぶ時間のバランスをどう取るかが課題。

学校から帰ってきて、文献整理をしつつ、演習の構想をぼんやりと考え、そのあいまに娘と遊ぶ。娘がクリスマス・プレゼントにもらった InnoTab Max にサンプルとして入っていた Dr. Seuss の "Green Eggs and Ham" を見ると(これを見ているとき、奥さんが "I like green eggs and ham!" と書かれたTシャツを着て登場した)、言葉の響きがここちよく、DVD コレクションを買ってもいいかな、という気になる。(そして、ふと、吉田健一の「偉大な詩はかならず、その響きだけによって人の心を打つように書かれている」という言葉を思い出した)

夕食後、風呂につかりながら演習で扱う予定のプラトンの『饗宴』を読みかえす。演習ではとくにアルキビアデス(英語だと「アルサバイァディス」と発音されるので、いっしゅん誰のことかといまだに思ってしまう)に焦点を当てるつもりなので、そこを重点的に。プラトンの対話編はどれを読んでも何か底知れぬ異様な印象を受けるのだけど、これは何なのか。

風呂から出るとじゃっかん頭がすっきりしたので、これさいわいとすかさず論文の執筆に。いま書いているところは、「そんなん誰でも知ってるよ」と思われることについてなので、さらっと書き流せばいいようなものの、いくばくなりとも新規性を出したいと無謀なことを思ってしまい、ゆえに、なかなか筆が進まない。

そして、執筆に倦んだので、いまこれを書いている。
最近、というか、ここ数ヶ月に見たモキュメンタリー映画。
マッドマックス 怒りのデス・ロード』を見ました。

この映画にかんして、「フェミニズムがどーたらこーたら」というコメントをいくつか見かけたので、見るのをやや躊躇していたのですが(フェミニズムそのものにとくに思うところはないし、あるいはフェミニズム的な映画だってそれはそれでいいと思うのですが、ぼくは「映画なんて90分ほどたのしい時間が過ごせればそれでいい」と思っている意識の低い人間なので、映画を見て考えさせられるという事態はちょっと避けたい)、このスチルから受ける印象どおりのすっ飛ばした娯楽映画でした。(むしろ、ナミビアくんだりまでイヴ・エンスラーをわざわざ呼び寄せたんだから、もうちょっとフェミニズム要素があってもよかったのでは?とすら思った)

(以下、マイルドなネタバレがありますので、映画を未見で、かつネタバレを気にする方はご注意ください)
友だちとスター・ウォーズの最新作を見てきました。

手みじかには、友だちに言った感想を繰り返して言うと、"More Star Wars-y than the Anakin trilogy" といった感じなんですが、新旧(ここで「旧」とはルーク・トリロジーを指す)の橋渡しがなかなかうまいことできているな、と思いました。とくに、新キャラがあんがい魅力的で、次作からはもっとよくなるんじゃないでしょうか(今作は、「旧」ファンへの目くばせ&ルーカスへの敬意がじゃっかん強すぎるきらいがあり、ゆえに、「これエピソード IV のリメイクじゃねえか」と思わせる部分が多すぎた)。
オチが『未来世紀ブラジル』でした。

(そして、この映画、さりげなくも「ここに注目せよ」というシグナルをこちらに送りながら、けっこう早い段階でオチの伏線が張られるのだけど、この手の映画はおうおうにして、このようにオチを示唆するシーケンスが映画の序盤で提示されることが多い、ように思う)
「ここがロドスだここで跳べ」という映画でした。
母の iPad を勝手に持ち出し起動ののちロック画面突破、画面をスワイプしてお気に入りのお絵描きアプリがあるところまでたどり着き、アプリを立ちあげたらおもむろにセッティングを開いて設定のスライド・バーをいじり(これはてきとうにやっていた)"Done!" と言いながら "Done" と書かれたボタンを押してセッティング抜け出していた。カバーを閉じた状態から再試行させるとまったく同じ工程を繰り返したので、「ぐうぜんやったらできた」というわけではなく確たる目的意識を持ってやっているものと思われる。
今日聴いていた音楽から。

 Trout Mask Replica
Captain Beefheart and His Magic Band
(Straight, 1969)


 The Waking Hour
Dalis Car
(Paradox Records, 1984)


 The Ske's Gone Out
Bauhaus
(Beggars Banquet, 1982)


 Taking Tiger Mountain (By Strategy)
Brian Eno
(Island Records, 1974)



ものすごく分かりやすい流れですね。
娘は親たちがいじっているスマートフォンあるいはタブレットに異様な興味を示すのでその気をそらすために古い iPhone をあげたのだけど、先日それを自分で充電器につないで充電しようとしていた。
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
最新トラックバック
メール
ブログ作成者(はやし)に直接訴えたいことがある、という場合は、下のアドレスにメールをどうぞ。

thayashi#ucalgary.ca
(#を@に置換してください)

ブログ内検索
Google
WWW を検索 このブログ内を検索

はやしのブログ内で紹介された
 書籍の検索はこちら
 音盤の検索はこちら
ランダムおすすめ
(忍者ブログに引越してから、うまくうごかなくなってしまいました。いつか、直します)
Randombook
このブログで紹介したことのある本をランダム表示。
Randomusic
このブログで紹介したことのある音をランダム表示。
自分がらみのリンク
はやしのブログ書籍一覧
このブログで言及された書籍の一覧。
はやしのブログ音盤一覧
このブログで言及された音盤の一覧。
最近のおすすめ本
最近のおすすめ音

Copyright © [ はやしのブログ ]
No right reserved except those which belong to someone else.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]