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調べものをしていてぐうぜん出くわした本。とんだ食わせもののような気もするけど、ちょっと気になるので図書館に所蔵があれば眺めてみよう。
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理由はたんじゅん。最近本を買っていないし(今年に入ってから一冊も本を買っていない。どうだ。すごいだろ)、読む本も勉強/研究がらみのものばかりでそれらについてとくに書くこともないから。
ただ、新刊書等のチェックはあいかわらずしていて、そのなかで気になる本はとうぜんあったりするので、買った本や(勉強や研究にかかわらない範囲で)読んだ本がなくても、それら気になる本について(もっぱら未来の自分のために)書いておこうかな。
ただ、新刊書等のチェックはあいかわらずしていて、そのなかで気になる本はとうぜんあったりするので、買った本や(勉強や研究にかかわらない範囲で)読んだ本がなくても、それら気になる本について(もっぱら未来の自分のために)書いておこうかな。
先の「意識高い系」の記事を書くときに参照したページの末尾に関連記事が並んでおり、そこに「【究極の意識低い系!?】マイルドヤンキー考察」というものがあったので読んでみた。そして、「おれ、マイルドヤンキーかも」と思った。以下、その証左。
(上に述べたことについて、人によっては「マイルドヤンキーをバカにしてんのか」と深読みされるかもしれませんが、そんなことはまったくなく、意識高い系の人が意識が高いというだけで蔑まれたり嘲笑の対象になってはならないように、マイルドヤンキーだって野心に乏しかったり社会変革への意欲が低かったりショッピングモールが好きだったりするだけで蔑まれたり嘲笑の対象になってはならない、とつよく思っています。だいたい、みんながみんな野心に満ちていて社会変革への意欲が高かったりしたら、疲れますよ。そんな社会、ぼくはいやだな)
- 社会階層の階段を登ろうという野心に乏しい(いくばくかの向上心(「数学できるようになりたい。がんばろう」とか)はあるけれど、上昇志向(「えらくなりたい」とか)はまったくない)
- 現状肯定的で、社会改革を先導/支持したりという意欲にも乏しい(ここを参照)
- ショッピングモールが好き(このあいだ日本に帰ったとき、イオンのモールに行ったけど、ちょうたのしかった。ただ、そこに入っている本屋はいまいちでした)
- 遠出を嫌い、生活も遊びも地元で済ませたい(できれば家から一歩も出たくない)
- 煙草を吸うし酒も飲む(ただ、最近は、勉強にさしさわりが出るので、お酒はあまり飲まない)
- キャラクターが大好き!(ぼくのプーさんグッズコレクションとか、そうとうなものですよ?)
(上に述べたことについて、人によっては「マイルドヤンキーをバカにしてんのか」と深読みされるかもしれませんが、そんなことはまったくなく、意識高い系の人が意識が高いというだけで蔑まれたり嘲笑の対象になってはならないように、マイルドヤンキーだって野心に乏しかったり社会変革への意欲が低かったりショッピングモールが好きだったりするだけで蔑まれたり嘲笑の対象になってはならない、とつよく思っています。だいたい、みんながみんな野心に満ちていて社会変革への意欲が高かったりしたら、疲れますよ。そんな社会、ぼくはいやだな)
In the previous entry I wrote that I'm gonna use more English (actually any language using Latin characters would do in this context but it seems "横文字" means English nine times out of ten) in my writings to heighten my consciousness. (Okay, I admit that this translation doesn't capture the meaning of the word well but trying to come up with a nicer one would be a waste of time, wouldn't it?) Then, I thought: If, the more I use English (or any other latin-characters-used-language) in my writing, the more my consciousness heightens, then why not write all in English in the first place? It seemed a splendid idea first but then turned out to be the dumbest idea on earth. How come the readers should read my awful English like this? No, not at all. Here's nothing but a lose-lose situation. No one gains from it. So I gave up. (On a bit serious note: It doesn't matter which language you use in your writing; what matters most is what you say in it. Therefore, I'll try to heighten my consciousness by what I write. Stay tuned.)
前の記事のタイトルを付けて、「『スタディハック』って軽佻浮薄な響きがして、何となく『意識高い系』の人が好きそうな言い回しだよなあ。でも、じっさい軽佻浮薄なことしか書いていないのだから、その軽佻浮薄なことを軽佻浮薄なこととして受けとってもらう符牒として機能するという意味で、いいかも」と思ったのだけど、よく考えるとごくごくぼんやりとしたイメージとしてしか「意識高い系」のことを知らないのに、それを、「軽佻浮薄」という、けっしていい含みはもっていない言葉とほとんど「対」といったていで条件反射的に想起してしまうのは「意識高い系」の人たちにあまりにも失礼というもの。というわけで、調べてみた。
さて、上でリンクしたページによれば、「意識高い系」とはおおよそ「志が高く、そしてその志の高さを声高に喧伝するけれども、じっさいにはその志の高さに行動がついていっていない人たち(そしてもちろん横文字好き)」とでもまとめられるようで、ぼくがぼんやりと抱いていたイメージにほぼ合致する。ただ、そういう「意識高い系」の人たちを蔑んだり嘲笑しようとは思わない(件のページからは、そういう蔑みや嘲笑の雰囲気が伝わってきた。もちろん、口だけ達者で行動がともなわないのはざんねんなことだし、それに人を見下したりするのはよくないことだけど、それはそれとして対処すればいいだけのこと。蔑んだり嘲笑したりする必要はまったくない)。
たしかに、こういう人がまわりにいたらうっとうしいだろうなとは思う。それに、場合によっては「その高い志を実行に移そうとするもそれをつつがなく完遂する実力はまだそなわっておらず結果的に惨事を引き起こしけっきょくはまわりが尻拭いしなければならない羽目になる」という実害をもたらしてしまう可能性も考えられるので、よくよく手綱を握っておかないと厄介だとも言える。だから、手ばなしで「意識高い系? いいじゃん!」とはいかないけど、でも、志が高いのは基本的にいいことだし、そういうふうに前のめりになれるのはうらやましいことだな、と思う。
というわけで、ぼくも意識を高めるべく、文章の横文字率から高めていこう。(まずはかたちから)
さて、上でリンクしたページによれば、「意識高い系」とはおおよそ「志が高く、そしてその志の高さを声高に喧伝するけれども、じっさいにはその志の高さに行動がついていっていない人たち(そしてもちろん横文字好き)」とでもまとめられるようで、ぼくがぼんやりと抱いていたイメージにほぼ合致する。ただ、そういう「意識高い系」の人たちを蔑んだり嘲笑しようとは思わない(件のページからは、そういう蔑みや嘲笑の雰囲気が伝わってきた。もちろん、口だけ達者で行動がともなわないのはざんねんなことだし、それに人を見下したりするのはよくないことだけど、それはそれとして対処すればいいだけのこと。蔑んだり嘲笑したりする必要はまったくない)。
たしかに、こういう人がまわりにいたらうっとうしいだろうなとは思う。それに、場合によっては「その高い志を実行に移そうとするもそれをつつがなく完遂する実力はまだそなわっておらず結果的に惨事を引き起こしけっきょくはまわりが尻拭いしなければならない羽目になる」という実害をもたらしてしまう可能性も考えられるので、よくよく手綱を握っておかないと厄介だとも言える。だから、手ばなしで「意識高い系? いいじゃん!」とはいかないけど、でも、志が高いのは基本的にいいことだし、そういうふうに前のめりになれるのはうらやましいことだな、と思う。
というわけで、ぼくも意識を高めるべく、文章の横文字率から高めていこう。(まずはかたちから)
その日に勉強したことをメモしておいて寝るときにそのメモを眺めながら「ああ、今日はこんなことを勉強したのだなあ」とその日に勉強したことをぼんやりと反芻しつつ眠りにつき、そして起きたときにそのメモをふたたび見て「メモを見てもあやふやにしか思い出せないこと」の復習からその日の勉強をはじめるというふうにすると、勉強したことがそれなりに定着しやすくなりますし、それに、一日の勉強をはじめるとっかかりにもなるので、よいようです。
また、「分からないこと考えるべきこと」をまとめておくと(ぼくは帳面に「分からないこと考えるべきこと」というセクションを作って、分からないこと考えるべきことが生じるとそのつどそれら分からないこと考えるべことを書きこんでいます)、ちょっとした空き時間等にそれを眺めて、「考えるべきこと」を考えられたり、あるいは「そういえばこれを考えなきゃいけないんだった」と「ねばならぬこと」の記憶をあらたにできたりもするので、これもよいようです。
また、「分からないこと考えるべきこと」をまとめておくと(ぼくは帳面に「分からないこと考えるべきこと」というセクションを作って、分からないこと考えるべきことが生じるとそのつどそれら分からないこと考えるべことを書きこんでいます)、ちょっとした空き時間等にそれを眺めて、「考えるべきこと」を考えられたり、あるいは「そういえばこれを考えなきゃいけないんだった」と「ねばならぬこと」の記憶をあらたにできたりもするので、これもよいようです。
そうでないと、書こうとしていたことは忘れてしまったにもかかわらず「何かを書こうとしていた」という記憶だけが残ってとても気持ちわるい思いをしかねない。(げんにいま、「これは、タイトルだけで話が尽きてしまい本文がいらないな」という「書こうと思ったこと」を、「これは、タイトルだけで話が尽きてしまい本文がいらないな」と思ったということをのぞいて忘れてしまい、とても気持ちわるい思いをしている)(だからこそ、こんなどうでもいいこともいそいで書いている)
『イミテーション・ゲーム』製作総指揮および脚本のグレアム・ムーアのオスカー受賞スピーチがとてもよかったので、記憶だよりですが忘れないように日本語化してメモしておきます。(もちろん、いろいろとうがった見方をしようと思えばいくらでもできると思うのですが、そういう「うがった見方」はあえてスルーの方向で)
【さらに追記】ぼくが以前訳した、ゴードン・ブラウン英首相によるアラン・チューリングへの公式謝罪文、そしてその公式謝罪を受けて書かれた記事もあわせて読んでいただければ。
アラン・チューリングは、いまぼくがその名誉にあずかっているように、大勢の前でその功績が称えられることはなかった。それって、とってもアンフェアなことだよね。……ぼくは16歳のとき、自殺しようとしたことがある。変わりもので、他の人とはちがっていて、どこにもぼくの居場所はないような気がして。でも、いまぼくはこうしてオスカーのステージに立っている。そしてぼくは、変わりもので、他の人とはちがっていて、自分にはどこにも居場所がないと感じている若者たちのために、彼ら彼女らを代表してここに立っている。そう、きみたちには居場所がある。だから、変わりもののままでいい。他の人とちがってたっていい。ただ、きみたちがもしこういうステージに立つようなことがあったなら、ぼくのこのメッセージを伝えていってほしい。【追記】グレアム・ムーアのスピーチが YouTube にあがっていたのであらためてそのスピーチを聞いてみましたが、訳は、細かいところのちがいはあれど、だいたいは合っていると思われるので、初訳のままにします。そのうち、ちゃんとした人がちゃんとしたところにちゃんとした訳を発表することでしょう。
【さらに追記】ぼくが以前訳した、ゴードン・ブラウン英首相によるアラン・チューリングへの公式謝罪文、そしてその公式謝罪を受けて書かれた記事もあわせて読んでいただければ。
たしか渡部直己だったと思うけど、「小説家は『構造と力』を読んだ(そして理解した)か読んでいない(あるいは読んだけど理解できなかった)かで分類できる」と言っていた。たとえば高橋源一郎はあきらかに前者、よしもとばななは(あきらかに?)後者。おもしろいのは村上春樹の扱いで、彼は「『構造と力』は読んだ(そして理解した)けど読んでいない(あるいは読んだけど理解できなかった)ふりをしている小説家」だという。
もちろん、こういう「分類」というのはいつだってその限界があり、それだけで対象物が語りつくせないことは言うまでもないし、それにそもそも、これは一種の「遊び」と受けとるべきで、「そんな分類が成り立つわけないじゃないか」と憤ってもしようがない。ただ、「村上春樹とは、『構造と力』は読んだ(そして理解した)けど読んでいない(あるいは読んだけど理解できなかった)ふりをしている作家である」という特徴づけは、かなり村上春樹の本質を捉えているように思う。
「村上さんのところ」に「『構造と力』を読んだことがありますか?」という質問をすればよかったな。
もちろん、こういう「分類」というのはいつだってその限界があり、それだけで対象物が語りつくせないことは言うまでもないし、それにそもそも、これは一種の「遊び」と受けとるべきで、「そんな分類が成り立つわけないじゃないか」と憤ってもしようがない。ただ、「村上春樹とは、『構造と力』は読んだ(そして理解した)けど読んでいない(あるいは読んだけど理解できなかった)ふりをしている作家である」という特徴づけは、かなり村上春樹の本質を捉えているように思う。
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