奇人変人診断テスト (1) [自己紹介もどき]

昨日の宣言どおり、「奇人変人診断テスト」が巻末にあるEccentrics を今日図書館で借りてきた。

が、その設問はじつに100問もあって、明日にリサーチペーパの締切が迫っている身としては、とてもそんなものを悠長にやっている時間はない。ので、とりあえず最初の10問に答えてみる（なお、設問はいずれもYes/No式）。

1. すべてのことがらを、もっとよく知りたい、と思う。
「すべて」と言われると、「いや、べつに、とくに知りたくもないこともあるしな」なんだけど、インストラクションに「あんまむずかしいこと考えずに、ぱっと答えや」とあったことだし、それに、相対的に「知りたい」という気持ちはつよかろうので、イエス。

2. 眠りに落ちるとき、物凄くリアルなイメージをしばしば見る。
音楽は聞こえることがあるが、そして、「あ、これはいい！　覚えておいて、起きたら再現しよう！」と思うも、覚えていたためしはないのだが、「イメージ」というのはまったくなし。ゆえに、ノー。

3. 他の人の推論過程が誤ってるとしても、とりあえずそのことは不問に付しがち。
これは、ノー、と答えると絶対に「奇人変人度」が上がるんだろうけど、くやしくも、そんな間違った推論を前にだまってるということはとてもおれにはできそうもなく、ノー。

4. 会話において、ひとつの話題からまたべつの話題へと、ささっと移行することができない。
これはできるな。ノー。

5. 他とは違うんだ、という感覚を楽しむ。
いや、楽しめないな。ノー。

6. 成功する、とは、もっぱらハードワークの賜物、である。
場合によりけり、だけど、だいたいはそうなのでは。イエス。

7. たんじゅんな状況や考えよりも、複雑なもののほうを好む。
どうだろな。どっちもそれぞれのよさがあると思うけど。とはいえ、これも相対的に考えると、複雑さを好む傾向がある、と言えるのではないだろうか。イエス。

8. 自分の意のままに、行ったり来たりすることを好む。
誰しもそうなのではないか？　それができるかどうか、ということはべつにしても。イエス。

9. 知らない人の集まりで、自分の意見を開陳したり、ということはあまりしたくない。
したい、ということもないけど、したくない、とも思わんので、微妙だけど、ノー。

10. 金儲け、ということに、人は無頓着であるべきだ。
「べきだ」まで言われると、そんなの人の勝手だよ、だけど、一般に、それがプライマリなものとしてたち現れると、何よりおもろないだろう、ということで、イエス。

こういう設問に、白黒つけるかたちで、つまり、イエス、ノーのふたつっきりで答えるのは、むずかしい。あるときはイエスだろうし、あるときはノーだろう。ただ、傾向としてどうか、ということなのだろうけど、そんな傾向をつかむほど、自分のことなど気にしてはいない。

時間があれば、そして、そんな時間などというものは、「自由になる」という意味では、だが、そもそも、「時間」というのは「自由」になったりならなかったりするものか、ということはさておいても、そんなもの、というのは、いわゆる「自由な時間」、かみくだいて言えば、「行為主体が、ある程度のことについて、こうしよう、ということを、それなりにそのままのかたちでなしうる、ということが可能な、そんなある一定の時間の幅」があるとすれば、回答を続行しよう、と思う。が、たぶんできないだろう。

つづく。