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今まで色んな言語に手を出してきた。
もちろん、それら手を出してきた言語は、ほとんど物にならずに今に至っている。しかし、物になるならないは棚に上げても、今まで知らなかった何かを知る、というのは、純粋な快楽足りうる。だから、物になったかなっていないか、なんてのは、大したことではない。功利的な側面など犬にでも食わせておいて、各言語が供してくれる面白さにただ浸ればいいのだ。
そんな「言語の面白さ」をべべべっと一望させてくれるものとして『世界の言語ガイドブック』(全二巻)がある。
この『世界の言語ガイドブック』、第一巻の「ヨーロッパ・アメリカ地域編」では22言語、第二巻の「アジア・アフリカ地域編」では23言語、両方併せて45言語が紹介され、全世界の主要な言語がほぼ全て紹介されている。
内容構成は、各言語についての、1)分布・使用人口、2)歴史、3)文法・語彙の特徴、4)当該言語での人名、挨拶などの情報、5)参考文献、がまとめられ、一言語ずつについてそれほど長くなく紹介されているので、軽い読み物としても好適。
具体的に収録言語を挙げてみると……(カッコ内の数字は、1:全然知らない、2:文法書は通読したがほとんど身にならず、3:辞書を引き引きなら当該言語で書かれた文献を読める、4:ほぼ辞書なしで当該言語で書かれた文献を読める、5:ほぼ辞書なしで当該言語で書かれた文献を読め書きと喋りもどうにか、という「おれ区分」)
ヨーロッパ・アメリカ地域編
イタリア語(3)、英語(5)、オランダ語(2)、ギリシア語(3)、古代スラヴ語(1)、スウェーデン語(2)、スペイン語(3)、セルビア語およびクロアチア語(1)、チェコ語(2)、デンマーク語(2)、ドイツ語(4)、バスク語(1)、ハンガリー語(2)、フィンランド語(2)、フランス語(5)、ブルガリア語(1)、ポーランド語(2)、ポルトガル語(2)、ラテン語(3)、ルーマニア語(1)、レト・ロマンス語(1)、ロシア語(2)
アジア・アフリカ地域編
アイヌ語(1)、アラビア語(2)、インドネシア語(1)、カンボジア語(1)、サンスクリット語(2)、スワヒリ語(1)、タイ語(2)、タガログ語(1)、チベット語(1)、中国語(2)、朝鮮語(2)、トルコ語(1)、日本語(5)、ネパール語(1)、パシュトー語(1)、ビルマ語(1)、ヒンディー語(1)、ベトナム語(1)、ペルシア語(1)、マレーシア語(1)、満洲語(1)、モンゴル語(1)、ラオス語(1)
ってな感じで、「おれ区分」を見ると「アジア・アフリカ地域」がほぼ壊滅状態。これから頑張ろう、とは思うのだが、如何せんモチヴェーションに欠け過ぎるんだよな、いくら「言語を学ぶことは、その功利的側面は関係なく、それ自体純粋な快楽足りうる」と言っても。「ヨーロッパ・アメリカ地域」に関しても、「文法書を読んだ程度」に留まっているものが多すぎるし。
というわけで、「今年の抱負パート2」として、「アジア・アフリカ地域の言語学習に精を出す」ということを掲げたいと思います。
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