バックソルヴィング戦略 [留学]

この間から通い始めている留学専門学校のオンラインワークショップみたいのをやってたら「バックソルヴィング・ストラテジー」なるものが出てきた。

このバックソルヴィング戦略、まあ要は、解答の選択肢を問題に当て嵌めて正解を突き止める、っていう手法なんだけど、これの例題として出されてる問題がちょっと「？」なんだよね。ここにその例題を引っ張ってきちゃうのは何かと問題あり、なのかもしれないけど、まあ、しゃーない、次のような問題だったのです。

（注！　ごめん！（とくにフニャコさん！）　さっき問題設定間違えて、ミョーに難儀なもんになってた！）


ある肉屋で、鶏肉を1ポンド5ドル、牛肉を1ポンド8ドル、という値付けで売っている。ある客が両方の肉を同じ量だけ買ったところ、合計金額は91ドルだった。さて、鶏肉と牛肉を何ポンドずつ買ったのか？

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で、この「バックソルヴィング戦略」に従うと、まず2番目の選択肢とと4番目の選択肢を問題に当て嵌めろ、って言うんだけど、これふつーさ、真ん中の3番から当て嵌めてかない？　ちゃんと計算したわけじゃないけど、アルゴリズムの評価としてもそれが妥当だと思う。

しかも、合計金額が「91ドル」って一の位に「1」が出てきてるって事は、答えは偶数ではないってことはすぐ分かるわけだよね（鶏肉は1ポンド5ドルなんだから、偶数ポンド買うとその一の位はゼロ。で、牛肉は1ポンド8ドルなんだから、整数の範囲では8に何をかけても答えの一の位は1にはならない）。てことは、正解は選択肢1、3、5のどれかなんだけど、この「合計金額の一の位が1」という事実に着目して、一の位だけを気にして掛け算足し算を実行すれば、何もこんな戦略に頼らずとも10秒以下で答えが出ちゃう。

……って、まあ、文句垂れちゃったけど、あくまで例題がよくなかった、ってことで。