昨日に引きつづき、買い本 [本]

これまたさらっと。

• 現代詩手帖1991年月号 特集・エドモン・ジャベス

「こんなものを読むより、ジャベスその人の書いたものを虚心に読んだほうがいいに決まってる」と思いつつ、そして、1,000円というややぼったくり古書価にもかかわらず、思わず買ってしまった。

三省堂名歌名句辞典 (三省堂, 2004)

これは、このあいだ新刊であやうく買いそうになったものを、運よく古本で掘り当てた。各歌（句）に付けられている解釈の項は、ときにうっとうしく感じることもあるが、昔の歌（句）などを読む場合、おれのような無教養な人間はけっこう助けられる面も否定できない。ただ、アマゾンレヴュワーでも言われているとおり、歌だけでよかったのでは、とは思う。

高校生のための文章読本 (筑摩書房, 1986)

これはたしか源ちゃんが褒めていたはずで、なるほど、収められている作家が森茉莉やら埴谷雄高やらプルーストやらボルヘスやらと、ふつうの「現代文」の教科書には載っていないような人選になっている。

というか、当の源ちゃん自身も載ってるんじゃない（選ばれているのはとうぜん、『さようなら、ギャングたち』）。