買い本 [本]

日本帰国に際して、家族におみやげを買っていかな、ということで、モールに行ったついでに買い本。

A Brief History of Infinity: The Quest to Think the Unthinkable Brian Clegg (Robinson Publishing, 2003)

この"A Brief History of"では気になるものがいく冊かあったんだけど（中世の暮らし編とか）、妥当な線でこれにした。新たな知見が得られるとは思えないけど、そぞろな読書にはうってつけ、なのではないかと。

The Left Hand of Darkness (Remembering Tomorrow) Ursula K. LeGuin (Ace, 1987)

The Door into Summer Robert A. Heinlein (Del Rey, 1986)

「古典SFを読み返そう！」運動の一環で（まあ、ル・グインのは、はたしてSFどうか意見の分かれるところだろうけど）。とうぜん両方とも翻訳が存在し（『闇の左手』『夏への扉』。『夏への扉』に関しては、こんなものも出ている模様）、そして、古典だけあって流通量が多く、ゆえに、ブクオフで100円で売られてたりもするので、何も値段の高い原文で読まなくてもと思うのだけど、まあ、いいじゃないですか。

あと、モールで買った本ではないけれど、論理学史ハンドブック第5巻が来た。

Handbook of the History of Logic: Logic from Russell to Church, 5 (North-Holland, 2009)

それなりのお値段だったけど、「商売道具」なのだから仕方ない。とりあえずいま気になってるのは、マイノング、スコーレム、ゲンツェン、そしてラムダ計算を扱ったそれぞれの章。また、「トラクタートゥスの論理」と称してヴィッゲンシュタインが扱われており、それだけだったらほとんど興味はないのだけど、執筆者がポッターなので、たぶんこれも読む（まあ、何だかんだ、最終的にはぜんぶ目を通すとは思うのですが）。