註をつけるスクリプト [技術]

前に使っていたブロックブログはWiki記法を採用していたので、ここ忍者ブログに引越しするさい、「そのままWiki記法が使いつづけられればな」と思い、ちゃちゃちゃっとPHPでWiki記法をHTMLに変換するソースを書いたのですが、そのWiki to HTML変換スクリプトに、註を付ける記法「((...))」を組み込んでみました。この註を付けるWiki記法「((...))」は、じつはブロックブログのWiki記法には採用されておらず、ブロックブログを使っているときから「あったらいいのにな」と思っていたので、やっとのこと付け足すことができて、それだけで満足しています。

実装のアイディアはひじょうにかんたんなもので、註を付けるWiki記法「((...))」が現れるたび、その内容、つまり「((」と「))」にはさまれた「...」の部分を配列に一時保持しておき、しかるのち、文章の最後で配列の内容をぶちまけるだけ、というもの。もちろん、もともとの「((...))」の部分は註番号に置換し、そうした註番号と文末の註のあいだにAタグのname属性を用いて同一文書内で相互リンクを仕掛けておきます。だから、コーディングはそれほど手間取りませんでした（ereg_replaceの挙動をじゃっかん勘違いしており、そこでちょっと無駄な手数を踏んでしまいましたが）。

というわけで、以降、「註のために存在するような本文」というような顛倒した文章をどんどん書いていこうかと思っています。