ひさしぶりに古本屋に行った [本]

けど、何と申しましょうか、購買意欲がないわけではないんだけど、とりあえず欲しいものは買え、読みたいものは読めているというしあわせな状況なので（先ごろ、シュプリンガーの本がめったくそ読めることにも気づいたし）、30分ほど店内をうろうろしても、取り立てて食指が伸びるような本は、あまりなかった。そんななか、内容的な訴求力と値段的なそれのかねあいで「お」と思い買ったのが、以下の本。

Computer Architecture: A Quantitative Approach D.A. Patterson and J.L. Hennessey (Morgan Kaufmann Pub, 2006)

じっさいに買ったのは上記第4版ではなく、2003年発行の第3版なんだけど（おまけに、付属のCD-ROMも付いていない）、いい加減に読む分には、まあ問題なし（ただ、2003年の第3版発行以降、マルチコアプロセッサが相当程度浸透しているのは周知のとおりで、ゆえに、最新第4版ではそこいらのトピックのつっこみが深くなっているようなので、ちゃんと勉強したい人は第4版を買いましょう）。

とりあえず、各章末の「歴史展望」の項（調べてみたら、この「歴史展望」だけ抜き出したものも出ているようです）を拾い読みしているけど、それだけでうはうはとおもしろい。