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かるく。
The Coral Sea Patti Smith (TBC, 2008) |
しょうじき、こういう「副業」にかまけてないで「本業」のほうにがっつり精力を傾注してほしいと思わないでもないケヴィン・シールズが、パティ・スミスのリーディングのバックを勤めた音盤。とちゅう、「これ、けっこう退屈なんじゃないか?」と不遜にも思ってしまったが、だんだんとこちらを引きこんでしまうのだから、さすが(とはいえ、2枚つづけて聴くのはちときついやも)。
Sunlight To Blue... Blue To Blackness The Durutti Column (Kooky Discs, 2008) |
人知れず(って、んなことないか)地道に活動をつづけるドゥルッティ・コラムの新作。びっくりするぐらい変わらない音で、安心するやらあきれるやら。
Black Sun Ensemble The Black Sun Ensemble (Camera Obscura, 2001) |
某レコ屋さんの新入荷情報で、新譜が出たことを知り、そういやおれファースト(かな?)は持ってたよな、とごそごそ引っぱりだして聴いてみた。のだが、これはちと、きつい。新譜はセミアコースティックとのことで、ジョージ・ハリスンの名前(音盤はそれと名指されていないけど、まずまちがいなくこれを念頭においての参照であろう)も引きあいに出されているので、だいぶ変わったんだろうな。
Mettle Leila (Warp, 2008) |
もうすぐ出る(あるいは、もう出てる?)アルバムからのシングルカット。いっとき「リチャードの秘蔵っ子」みたいなハイプのされ方をしていましたが、そういう文脈で聴いちゃうと「あれ?」かもしれません。
With Its Dark Curled 'round the Garage Erik Enocksson (Kning Disk, 2008) |
わるくはないんだけど、うーん、ちょっと大げさというか、思わせぶりがきつすぎるんだよねえ。ただ、ヴォーカルは、けっこう好きな「身を捩らせ」系なので、そういうヴォーカライゼーションが好きな人には、おすすめできます。
Litany of Echoes James Blackshaw (Tompkins Square, 2008) |
どっかの音盤レヴューで、「ドゥローン的な語法も導入し……」みたいな文言を見かけていたので、じゃっかん身がまえて聴いたのですが、これがあーた、けっこういい出来でござんしたよ。むしろ、ギターを前面に押し出した曲よりも、だんぜんいいと思ってしまった(じつは、彼のギターは、あまりいいとは思わないのだ。小手先が器用なだけで、決定的にだいじな「何か」が欠落している、と思う)。
Wildering Kría Brekkan (After Hours, 2008) |
元ムームで、かつアニマルコレクティヴの人の奥さん(2人でアルバムを出しているが、こちらは未聴)のクリア・ブレッカンのシングル。これは、もう、Fonalの女性アーティストの音、と言えば、それで事足ります(あ、いや、けなしてんじゃないですよ)。
Mirror Mics Pocahaunted (Weird Forest, 2008) |
うえのクリア・ブレッカンとか、Fonal系の人たちと同様、どこか「巫女系」でありながら、それらよりもかくだんにfierce(まあ、Not Not Funからも出してるってことで、そんなこたあ言わずもがな、ですが)。これは、「Loadのサブレーベルか?」と思ってしまうようなリリースラインナップのWeird Forestから。この人たちの音盤(けっこう出てる)、集めてもいいな。
Strawberry Wine My Bloody Valentine (Lazy, 1987) |
プライマル(そういや、ニューアルバムがもうすぐ出るんだよね)なんかに関してもそうだけど、こういう初期のすばらしいシングル音源がそれほど容易には手に入らないというのは、「犯罪的」と言ってもいいことだと思う(MBVについてはこれで、プライマルについてはこれでその欠をじゃっかん埋めることはできるけど、MBVのやつに関しては廃盤、プライマルのやつに関しては"It Happens"と"Crystal Crescent"が入っていないという「何考えてんだ?」な選曲なので、状況はそれほどよくないことに変わりはない)。
実はこのブログでマイブラのことを知ったのですが
自分がよく行く大手レンタル店ではイズントエニシングとラヴレスしかなく、他の作品を購入しようにも滅多に見つからないか値段が高くて手が出せそうにないのが残念です。仕方が無くyoutubeで(Please) Lose Yourself In Meを聞くだけで我慢しております。ところでもうご存知かも知れませんが、最近復活したらしいマイブラ、6月の下旬にロンドンでちゃんとライブをしたようですね。事前に耳栓が配られる程の轟音ライブだったようです。
ロンドンでのライヴは、一部(おれも含む)の予想を裏切り、かなりまっとうにすごかったらしいですね。ラストはちゃんと"You Made Me Realize"地獄(あるいは「天国」)で締めたみたいですし。ここアメリカにも9月ぐらいに来るらしいので、ちょっと本気で行くことを検討しちゃってます。
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