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忍者に引越してきてから、初、かな。
Rarities of Piano Music 1996 VA (Danacord, 1997) |
これは、ここでもちょろっと言ったように、けっこうたのしみにしてたんだけど、ちょっと期待はずれだったなあ。全体に破綻のない曲ばかりで、おれの好きなタイプの曲(無調とそうではないのの、あやういバランスのうえに成り立ってるような、そんな曲)があまり入っていなかった。
Requia & Other Compositions for Guitar Solo John Fahey (Vanguard, 1967) |
というわけで(ということにはぜんぜんなってませんが)、大好きなフェイヒイを。たまに、「悪魔に魂を売ったかのような」とか何とか、そんな評言がなされるアーティストがいたりしますが、おれにとってフェイヒイがいちばんそれに近いです。何と言うか、悪魔かどうか知らんけど、「何か」が憑いている。そんな感じ。
Going to Where the Tea Trees Are Peter von Poehl (Bella Union, 2007) |
ジャケからの想像では、ちょっと(だいぶ)電気仕掛けなサイケものかな、と思っていたんだけど、大はずれ。1970年代初頭っぽいSSWものというか、昼下がりのドラマっぽいところはこれを連想させたりもする、そういう作。ただ、ところどころ、じっさいに「電気仕掛けなサイケ」っぽい部分もあったりもするので、ジャケからの音予想は、当たらずとも遠からず、と言ったところ。どの曲も、けっこう暗め。
With Our Arms Wide Open We March towards the Burning Sea Glissando (Gizeh, 2008) |
これも暗い。もっとも、暗いのはきらいではないので(むしろ、けっこう好き、と言ってもいい)、そういう点ではウェルカムなんだけど、何と言うか、あからさまに暗い感じにしようとしているのが、やや減点対象。いや、でも、わるくないです。というか、けっこういい。
Courtesy and Good Will Toward Men Harvey Milk (Relapse, 2006) |
「超々々神盤」なんて言われちゃあ、これは聴かないわけにはいきますまい。音はもう、そのような大絶賛に恥じぬ出来なんですが、こういうの「ポスト・メタル」って言うんですか? 何か、あんまりメタル要素は感じられなかったんですが。あ、だからこそ「ポスト」なのか。
Snow Cover Hybernation (Rednetic, 2007) |
これは、おれんなかで直球な「ニカ」ですね。バック(と言うには前面に出すぎている観もあるけど)にゆったりとしたパッドシンセが響き、そのなかでひそかに細かい刻みのリズムが鳴っている、という。わるくはない、というか、好きな音なんですが、しょうじき新味に欠けることは否定できないので、「大推薦!」ってんでは、ざんねんながら、ないです。
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