ちょっといい話2題 [ちょっといい話]

ペーパーの提出を明日に控え、本格的に時間がないので、おれしかおもろくないであろう「いい話」をメモって今日の更新はfini、ということで。

■Another ontological proof of God

分析哲学史の先生がある授業で「神の非存在」についてしゃべっていたそうな。で、話しているうちにだんだんと熱がこもってきて、「神がいない」理由についてとうとうと述べたあと、「だから神は存在しないんだ！」と最後のキメ台詞を言うときに、あまりに熱がこもりすぎたのか、やや（というか、かなり？）のけぞり気味になってしまい、教室すみに備え付けてあるモニタにしたたか後頭部を打ちつけてしまったのだと。んでもって、その授業の期末試験の答案に、「『神はいないんだ！』と言ったときに後頭部をモニタに打ちつけたのこそ、神がいる証拠である」と書かれてしまったらしい。たしかに、おれもその場にいたら、「もしや」と思っちゃってたかもな。



■哲学教師は綴り方が苦手？

これは全然一般化できることではないのだけど、認識論ゼミの先生はどうやら単語のスペリングがたまに分からなくなるみたいで、ごくかんたんな単語でも「この単語の綴りってこれでいいんだっけ？」と前のほうにいる生徒によく聞いていたりする。んで、このあいだの授業のとき、それなりにでかい字でホワイトボードに「G」と書いたきり、ややしばし「ん？　おや？」みたいにいぶかしげにその文字を眺めているだけで、そのあとにつづく文字を書こうとしないから、「何を書きたいんだ？」とこちらもいぶかしげにつづきを待ってると、何と、自分の名前である「JOE」と書こうとしていたことが判明。「まさか自分の名前までミススペリングするとは思わなかった」と感慨深げに言っておりました。