院の会合（ピザ付き）に行ってきた。 [留学]

院の会合に、ピザ付きだから、ってんで、それに釣られてふらふらと行ってきた。

で、会合で話し合われたトピックは、ごく事務的な伝達事項から、学会誌に論文を投稿する際のノウハウやら、学界でのコネクションの作り方、といったじつに実際的なものまで、という感じであったんだけど、会合のふんいき自体はじつにリラックスしたもので、こういうところはやはり日本と違うな、と思った。

学部か院かとか、学科ごとの違いとかを超えて、こちらは全体に、教師と学生の距離がめちゃくちゃ近い。もちろん、こっちにもあまり学生を寄り付かせないようなオーラを発している教師はいるし、ぎゃくに日本にだってものすごくフレンドリーな教師もいる。ただ、やはり、ほとんどの学生は教師をファーストネームで呼び捨てだし、そして、これは院に特有のことがらなのかもしれないけど、そこには「教師と学生」という縦の関係ではなく、「同僚同士」という横の関係がその場をおもに統べている。

んでもって、会合の最後に、認識論ゼミでもお世話になってる教授が、「じつは学会誌を作ろうと思うんだけど……」みたいな話をしだして、これがまたなかなか面白そうな展開になりそうなんで、あたうかぎりこの話には参画していきたいな、と思いましたですよ。