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今年のはじめぐらいに、日ごろの「偏り」をすこしでも矯正しようと、どっかがまとめた2007年のヒットチャート(いまのいままでBillboardのやつだと思ってたけど、あらためて調べてみるとちがうことが判明。何だったんだろ?)を参考に、YouTubeとかで聴きうるものは片っぱしから聴いてったんだけど、そのなかで、ふだんは絶対に聴かないようなものなのに、そのときはふしぎと耳にとまり、けっきょく入手してけっこう聴いてるアルバムがある。
というあなたには、これ(ネタ元・ArcRyte Online)。
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Ocean Fire Willits + Sakamoto (chikarajuku factory, 2007) |
先ほどから、リース・チャザム(Rhys Chatham)が2005年パリで開かれた白夜祭(La Nuit Blanche)出品作として400本のギターのために書いた作品A Crimson Grail を聴いているのだけど、これがほんとうに素晴らしい。聴いている最中、ほぼずーっと総毛立ちまくり。これは、絶対に聴いておいたほうがいい。
というのは、アトラスサウンドのジャケ、のこと。
音自体は、1曲目(最初の語りから数えると、2曲目)から深いエコーと、地団駄を踏むようなヴォーカルと、そして全体にただようどこか懐かしい、「でももうそこには帰れない」という絶望感をあわせ持つ、要するに「遠い感じ」でノックアウトなのに、この半端なポップパンクみたいなジャケはないだろ。いや、多分に意図的、なんだろうけどさ。でも惜しい。ほんと惜しい。
このあいだ、かなりお気に入りなエクセプターとパンダベアーのスプリット12インチを聴いて、あまり、というか、全然期待していなかったパンダベアーがけっこうよかったものだから、単独作であるPerson Pitch を聴いてみたんですが……なにこれ、めちゃめちゃいいじゃん。アニマルコレクティヴがらみだからってじゃっかん避けてたふしがあるんだけど(だって、あんだけ各所でハイプされてたり、某輸入レコ屋さんとかでの売り文句も、いかにも聴く気を失わせるようなもんだったりすると、ねえ)、やっぱりプディングは食ってみないことには分からないですな。つわけで、つぎはアニマルコレクティヴにも手を出してみよう。
Hüsker DüのNew Day Rising が聴きたくなったんだけど、リップしてきてなかった。まあ、そんなもんだ。
ともあれ、1曲目のタイトル曲は、ひたすら"New Day Rising"を連呼してるだけなんだけど、かっこいいよね、あがるよね。
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