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さいきん、買った音盤をじっくり聴き込むということがあまりなく、ほんとうに「消費する」という感じで、これはあかんな、と思っている。
「ギャル音楽」っつうと、「ギャル」というもののあまりにステレオティピックな観念に則りすぎてて、ともすればそういう呼称を用いることが批難の対象にならないでもないとも思うんですが、もうちょっと即物的(?)に言うと、要はあれです、いかにも109でかかってそうな音楽、そういうのってけっこう好きなんですよね。
ずーっと前に登録して、しばらくいじってからそのまま放置状態、そうこうするうちユーザ名とパスを忘れてしまい、幾人かの人からの「お友だち登録願い」にも応えられないという失礼なことにまで至っていたlast.fmですが、このたびめでたくユーザ名とパスを旧PCより掘り出し、ほぼ数年ぶりぐらいにデータ供給を再開させました。
以前いじっていたときにくらべ、色々と曲が聴けるようになっていたり、さらには、iTunes等で聴いていた曲を元に、自分用にカスタマイズされた「レコメンラジオ」など、「こりゃけっこういいかも」という機能も増えていたりして、なかなかよろしいです。とくに、iPhoneから3G経由でそのラジオが聴けたりして、追加点。
つわけで、ぼくのユーザページをさらしておきます。過去のプレイリストが、けっこう作為満点で、いっしゅん消しちまおうかと思ったんですが、そのままで。
以前ちょろっと紹介したことのあるドローン音楽に関する英文記事を、Noise/Music音盤紹介も終了してしまいさびしくもあるので、関連音盤の紹介がてらすこしづつ訳していこう、と思う。研究のあいまの片手間為事(「こんなん意訳じゃん!」と問いつめられたら、「まあ、そかもね」と返すしかない)もいいとこなので、各種のまちがいが見受けられることと思うが、そういう場合はコメント欄で指摘してもらえると、幸甚。では、全部で5部立てのうちの最初、「永遠音楽劇場」をお送りする。
ふだん紹介している音盤は、どうしても日本以外のものに偏りがちで、そのうえ、ややとっぱずれたというか、あまり「うた」に重きがおかれたようなものではなかったりするので、そうした傾向とバランスをとるために、「日本の、うたもの」という二重の縛りをかけた現時点でのベストを考えてみる。
おととし(!)の暮れにはじめたこの「Noise/Musicに出てくる音盤をひたすら紹介する」この連載も、今回をもってやっとこさ終了、です。
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