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ペーパーの提出を明日に控え、本格的に時間がないので、おれしかおもろくないであろう「いい話」をメモって今日の更新はfini、ということで。
ある夜おそく、いつものように授業やゼミの準備に追われているときのこと、天井のほうから「コツコツ」と、ノックのような音が聞こえた。それは、何か機械音の規則正しさとはことなり、不均衡に、そして間歇的に聞こえてくる。しかし、おれの部屋はアパートの最上階にあるので、誰か階上に住んでいる人の生活音ということはありえない。ああ、これがうわさに聞く「おばけ」というものなんだな、ときわめて無感動に受けとり、そして勉強をつづけた。
来週月曜に法哲学のテストがあるので、その仕込みの一環としてRiggs v. Palmer(自分が遺産相続人に指定されていたので、その遺産欲しさに遺産保持者を殺した場合、そいつに相続資格はあるかどうかが争われた有名な裁判)の弁論を読みかえしていたとき、ふとPCに目をやると、発信人の名前がRiggs であるスパムメールをちょうど受信したところだった。
分析哲学史の先生が学生のころ、彼の学校にドネランが何かの会合のスピーカーとして呼ばれたのだそうだけど、その会合のあと、懇親会の席上でドネランが会合の司会者に向かって、「あんたさっきおれのことドネランって紹介したけど、おれの名前はドネランだよ! いっつもいっつもみんな間違えやがって! もういやだ!」とキレはじめたらしい。(「言語哲学界」というごく狭い世界では)すこぶる高名なのに単著がひとつもないことといい、ドネランはかなりへんてこりんな人物であるな、という思いをつよめた一挿話である(って、ドネランなんて誰も知らんか。いや、失礼しました)。
おばさん、というより、どちらかと言えば「おばあさん」と呼ぶに相応しい人たちが三人、いわゆる「井戸端会議」をしていた。ほどなくして、彼女たちは井戸端会議を終え、一人は家に入り、二人は途中までおれと同じ行路を歩んでいたのだが、その二人が次のような会話をしていた。
ちょっといい話、というか、微妙にせつなげな話ではあるんだけど、昨日、用事をこなしに役所に行ったときのこと。
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